SBI証券が 2020年10月1日から、株取引の手数料を一部改定しました。1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるアクティブプランの手数料体系が変わっています。
アクティブプランでは、同日から、1日の約定代金合計額が100万円以下の場合、手数料は無料となります。
1日の約定代金合計額が100万円を超えると、今まで通りの手数料がかかります。
以下、SBI証券の親会社であるSBIホールディングスのウェブサイトから抜粋です。
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SBI証券、株式委託手数料無料の範囲拡大のお知らせ
~株式委託手数料(アクティブプラン)を
1日の約定代金合計額100万円まで無料とし、
現物取引、信用取引(制度・一般)で最大300万円まで無料に~
2020年9月23日
株式会社SBI証券
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、2020年10月1日(木)に、現物・信用取引ともに、株式委託手数料(アクティブプラン)を見直し、現在の1日の約定代金合計額50万円まで無料を「100万円まで無料」に拡大することとしますので、お知らせします。
当社の手数料体系には、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と、1日の約定代金合計額に対して手数料がかかる「アクティブプラン」の2つのプランがありますが、2020年10月1日(木)に「アクティブプラン」における株式委託手数料無料の範囲を100万円まで拡大します。「アクティブプラン」では現物取引、信用取引(制度信用)、信用取引(一般信用)の各取引において100万円までが無料となり、主要ネット証券ではNo.1※となる最大300万円までの取引が無料となります。
当社はこれまでも「ネオ証券化(オンラインでの国内株式取引の手数料や現在投資家が負担している一部費用の無料化を図ること)」の実現に向けて、各種手数料の引き下げに積極的に取り組んできました。その取組みの一環として、このたび「アクティブプラン」における株式委託手数料無料の範囲拡大を実施します。
当社は今後も、「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、魅力あるサービスの拡充を行い、個人投資家の皆さまの資産形成を支援していきます。
※比較対象範囲は、主要ネット証券5社との比較となります。「主要ネット証券」とは、口座開設数上位5社のSBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券(順不同)を指します。(2020年9月23日現在、SBI証券調べ)
~~以上、SBI証券の親会社であるSBIホールディングスのウェブサイトから抜粋~~
上でも述べましたが、2020年10月1日から、SBI証券のアクティブプランでは1日の約定代金合計額が100万円以下の場合、手数料は0円となります。
約定代金合計額が100万円以下の場合、現物株取引も信用取引も両方とも0円の対象となります。
ただし、アクティブプランでは、「国内株式の現物取引」、「国内株式の制度信用取引」、「国内株式の一般信用取引」の「約定代金合計額」・「手数料」は各々別口として計算されます。
よって、1日で「現物100万円+信用100万円=合計200万円」の取引をした場合でも、手数料は無料です。ですから、株主優待狙いで100万円以下の現物株を買い、同じ銘柄を信用取引で売建したとしても、両方とも手数料は無料となります。
なお、SBI証券がアクティブプランの手数料を改定するため、後日、当サイトの「一日定額制 手数料比較表」という記事を更新する予定です。
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