マネックス証券は親会社が東証1部に上場している証券会社です。マネックス証券で信用取引をするメリットは大きくいって5つあります。
- トレードツールが利用料無料。パソコンもスマートフォンも
- 現物株取引でも信用取引でも豊富な発注機能がある
- 約定金額が100万円以下なら信用取引の手数料が安い
- 信用取引のリスクを抑えるための「みまもるくん」というサービスがある
- 信用取引の手数料キャッシュバックキャンペーンを実施中
メリット1 トレードツールが利用料無料。パソコンもスマートフォンも
マネックス証券では「マネックストレーダー」という株取引と日経225先物取引に対応したパソコン用のトレーディングツールが無料で使用できます。
また、スマートフォン向けトレーディングアプリである「マネックストレーダー株式 スマートフォン」も無料で利用可能です。
マネックストレーダーはパソコン版もスマホ版も、両方とも信用取引に対応しています。
トレーディングツールがない証券会社だと、リアルタイムの株価を知るためには、株価更新ボタンを手動でクリックする必要があります。これは正直、めんどくさい作業です。
その点、マネックス証券のようにトレーディングツールやアプリが使えると、ツールが自動で株価を更新してくれるので、リアルタイムの株価を知るのが楽です。特に条件なしにツールが無料なのはありがたいですね。
メリット2 現物株取引でも信用取引でも豊富な発注機能がある
マネックス証券では下記のように、逆指値など多彩な注文機能が使えます。日中、株価を見ることができないサラリーマンの方には便利です。
■逆指値・・・通常の指値注文とは逆で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」ことができます。
逆指値を使うと「A株が10万円を下回ったら成行売り」といった注文を出すことができます。株価が変動して、10万円を下回ると自動的に成行売りの発注が出され、それ以上損失を拡大するリスクを抑えられます。
いわゆるストップロスオーダーという手法です。ロス(損失)をストップさせるための注文方法です。取引時間中の株価を見ることができない方には重宝します。
■ツイン指値・・・利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出すことができます。
メリット3 約定金額が100万円以下なら信用取引の手数料が安い
マネックス証券の通常の証券取引口座において、2017年11月から信用取引の手数料が値下がりしました。約定金額が100万円以下の場合の手数料がかなり値下げされています。
手数料値下げの詳細を知りたい方は、下記リンク先の記事をクリックかタップしてください。
2018年4月2日時点でのネット証券大手の手数料は下記のようになっています。
▼主要ネット証券ニュース4社の信用取引手数料(取引毎手数料コース)
約定金額 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券(旧カブドットコム証券) |
10万円 | 95円 | 90円 | 90円 | 90円 |
50万円 | 190円 | 180円 | 180円 | 180円 |
100万円 | 355円 | 350円 | 350円 | 760円 |
200万円 | 800円 | 350円 | 350円 | 940円 |
※松井証券は取引毎手数料を採用していないため対象外としています。
メリット4 信用取引のリスクを抑えるための「みまもるくん」というサービスがある
みまもるくんとは、株の信用取引において、個人投資家が設定した「損切り決済率」になると、自動的に信用取引の決済注文を発注するサービスです。
建玉の損益率について、マネックス証券のユーザーが事前に設定した『損切り決済率』に達すると、ユーザー自身で発注しなくても、マネックス証券が自動的に決済注文を発注してくれます。
『損切り決済率』は、マイナス2%からマイナス20%まで2%刻みで設定できます。
国内株式の信用取引では、FX(外国為替証拠金取引)と同じように、委託証拠金に基づいて自己資金の数倍の取引が可能です。FXでは「自動ロスカット機能」が普及し、取引で発生した損失(ロス)が一定の水準に達した場合、自動的に建玉が決済されます。
自動ロスカット機能があるので、通常の相場なら、個人投資家は自己資金を超える損失が発生するリスクを避けられます。
普通の証券会社では、信用取引において自動ロスカット機能が使えません。
しかし、マネックス証券では「みまもるくん」を使えば、信用取引において自動ロスカット機能が利用できるわけです。
メリット5 信用取引の手数料キャッシュバックキャンペーンを実施中
マネックス証券で信用取引口座を開設すると、口座開設後31日間の信用取引の株式売買手数料が最大10万円までキャッシュバックされます。
手数料キャッシュバック キャンペーンについて詳しく知りたい方は、下記リンク先のページをクリックしてください。
以上、マネックス証券の信用取引の主な長所を解説しました。マネックス証券にはリスク抑制サービスの「みまもるくん」があり、トレーディングツールやアプリの利用料が無料なので、信用取引の初心者に向いている証券会社といえるでしょう。
マネックス証券の信用取引サービスについてさらに詳しく知りたい方は、下記リンク先のページをクリックしてください。
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コメント
SBI証券を利用中。株取引経験は長いのですが、信用取引の申し込みが80才直前になり
断られました。年齢制限はありますか?
>長 知子様
コメントありがとうございます。
SBI証券における信用取引ですが、基本的には75歳未満の方が対象になっているようです。
https://faq.sbisec.co.jp/faq_detail.html?id=11086