片山晃さんとは? 【資産100億円超えの株式投資家】

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片山晃(かたやま あきら)氏は、株式投資家である。1982年、秋田県生まれ。

2020年時点での資産は150億円である(日本経済新聞 電子版より)。

中小型株への長期投資と集中投資で成功した個人投資家であり、ベンチャー投資を行っている株式会社レッドマジックの代表取締役でもある。片山氏のインターネット上でのハンドルネームは五月(ごがつ)。

雑誌やネットニュースサイトのインタビューに、たびたび顔出しで登場している。資産100億円超えの個人投資家としては顔出しはかなり珍しい。片山氏の顔写真を見たい方は、こちらの日経新聞のページをクリック。

またyoutubeで動いている片山氏を見たい方はこちら。2022年11月から月一のペースでテレビ東京のNewsモーニングサテライト出演しているので、それを録画して見るのもあり。

▼片山晃さんの株式投資家としての来歴(経歴)

片山氏は深夜のゲームセンターのアルバイトで稼いだ65万円を元手に、22歳のときから株式投資を開始

高校卒業後、専門学校に入学したが中退し、4年間ネットゲームばかりをやり続けたネトゲ廃人だったが、株式投資を題材にしたドラマ「ビッグマネー」を観たことにより、2004年に株式投資を開始した。最初に作った証券会社の口座は楽天証券である※

今でもオタクコンテンツは好きなようで、一時「Apex Legends」というゲームにハマったり、それを引退した後は「ウマ娘 プリティーダービー」をプレイしたりしていた。VTuberにも興味がある模様。

片山氏は2006年までアルバイトと株式投資を両方行う兼業投資家であった。2006年末にアルバイトを辞めて専業投資家になったときの資産は200万円であった。

片山氏は初期はデイトレードで相場に挑んでいた。自分では「デイトレードはうまくない」と語っているが、好調な相場環境にも助けられ、2007年10月には資産が1000万円に到達した。

しかし、2008年にリーマン・ショックが起こったことにより「デイトレードでは勝てない」と投資の方針を転換。割安株への長期投資に切り替え、これがその後の大成功に繋がった。

 ※youtube ニートから株で150億!大投資家"片山晃"氏を徹底解剖するの10分10秒頃より

▼片山晃さんの資産推移

時系列 片山晃氏の金融資産
備考
2004年 65万円の元手 アルバイトで貯めたお金が株式投資の種銭
2006年末 200万円 2006年末にアルバイトを全て辞め、専業投資家となる
2007年10月 1000万円 この頃はデイトレードを行っていた
1300万円 一時的に1300万円まで増加
2008年8月 1000万円を割り込む 2008年9月にリーマン・ショックが起こり、それがきっかけでデイトレードをやめ、長期投資に切り替えた

ここまでの資産の金額は片山氏の著作の書籍に数字が載っている
2009年 5000万円 ダイヤモンドZAi「資産2000倍の元カリスマ個人投資家・五月さんは
なぜ「ひふみ投信」に入ったのか?」
より
2010年10月 1億円 片山氏が五月という名義で運営しているブログ「東証Project」より
2012年 12億円 日経電子版・わたしの投資論「波に乗れなきゃ引くのも投資(片山晃)」より
2013年 10億円

WEBネットマネー2013年11月号より。

この年、いったんレオス・キャピタルワークスに運用部シニアアナリストとして就職。

2013年 未上場のスタートアップに個人的に投資を開始
2014年 20億円

テレビ東京のワールドビジネスサテライトより

レオス・キャピタルワークスを退職した後、2014年7月にベンチャー投資を行うシリウスパートナーズを設立

2015年 25億円 ZUU online「7年半で25億稼いだ「カリスマ」が語る投資の本当の魅力とは」より
2016年11月 130億円 日経マネー 2017年2月号より
2016年12月頃 130億円 週刊ポスト2017年1月13・20日号より
2017年5月 ヘッジファンドのシュバイツェル・インベストメント株式会社を設立
2017年7月 シリウスパートナーズ株式会社の会社名を株式会社レッドマジックに商号変更
2019年1月頃 130億円の株式+ベンチャー企業への投資と競走馬の生産牧場の数十億円 日経マネー 2019年4月号より
2019年2月頃 運用資産140億円 日経新聞電子版「相場に恋したネトゲ廃人 資産140億円のカリスマに」より
2020年夏 資産140億円 日経新聞電子版「手本はゲイツ 資産140億円のカリスマが挑む社会貢献」より
2020年8月3日~12月末 モダリスの大株主だった片山晃さんはロックアップ(売却禁止)期間中に保有株を全て売り抜けてしまった。
2020年冬 資産150億円 日経新聞電子版「投資利益を社会変革の原資に カリスマが見つけた解

↑こうしてまとめてみると、2012年後半から2013年にかけてのアベノミクスのバブル相場より、その後の資産の増加率の方が高い点が興味深い。

▼片山晃さんが運営しているサイトやSNS

  • 片山晃さんのツイッター – ブログと同じく五月(ごがつ)というハンドルネームで運営している。最近更新頻度が高いので、片山氏の動向を追いたい人はフォローしておくべき。 ツイッターでは2019年に「WORLD END ECONOMiCA」という金融冒険青春活劇を描くアドベンチャーゲームのアニメ化支援を表明した
  • 片山晃さんのFacebook – 競馬が好きなことがうかがえる。片山氏は競走馬の育成を業務としている株式会社ハクレイファームの代表取締役でもある。競走馬の生産牧場に数十億円を振り向けている。このフェイスブックの更新頻度は高くない。
  • ブログ「東証Project」 – 片山晃氏が五月(ごがつ)というハンドルネームで運営しているサイト。内容は、日記や同人活動の報告が多い。同人ゲームの東方Projectシリーズが好きなことがうかがえる。更新はかなり稀で、今後の更新はあるのか不明。
  • ブログ「株と競馬と企業経営」 – 片山氏のもう一つのブログ。最近はこちらの方が更新頻度が高い。モダリス株のロックアップ違反に関しての謝罪記事なども掲載されている。

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コメント

  1. ベインキャピタル より:

    ショーン・スタックさんうそはいかんよ。神仏照覧。