岡三オンラインに管理人が取材インタビューしました

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株式の取引ツールの使いやすさに定評がある岡三オンラインに、私・兜達也がインタビューしました。

取材の時期は2018年8月で、インタビューに応えてくれたのは、岡三オンライン 常務取締役の稲田氏、エクイティ事業部の城平氏、熊澤氏のお三方です。

 (左から熊澤氏、城平氏、稲田氏)

兜: 初めまして、本日はよろしくお願いします。早速ですが、個人投資家の方向けに御社の強みをお教えください。

 【回答】 常務取締役の稲田氏

一つ大きな強みといえるのは、株式投資関連情報が充実していることです。

弊社は岡三証券グループのオンライン専業証券会社です。

そのため、老舗証券会社である岡三証券の持つ豊富な投資情報を、弊社のオンライン株取引サービスの中で、お客様に提供することが可能となっています。

岡三証券には証券アナリストが70人ほど在籍していますが、そのアナリスト達が分析した投資関連情報を、弊社の口座を開設したお客様は閲覧可能となっているのです。

例えばベンチャー企業が証券会社を設立したとして、ここまで豊富な情報をすぐにお客様に提供できるかというと、それは難しいでしょう。

弊社は、対面営業で長い歴史を持つ岡三証券のグループ会社なので、開業当初から充実した投資情報をお客様に提供してこれたわけです。

また、二つ目の強みですが、個人投資家目線で使いやすい株式取引ツールを提供していることです。

会社設立当初、デイトレーダーのお客様に弊社の口座を利用してもらいたかったこともあり、取引ツールを提供開始するまでの1年間、デイトレーダーの方達からどんなツールがほしいか要望を聞いていました。

その要望を盛り込んで開発した株取引ツールがパソコン向けの「岡三ネットトレーダー プレミアム」です。このツールは開業当初から現在まで機能改善を続けてきています。

兜:なるほど、オンライン証券会社でありながら、対面営業をしている老舗証券会社並の投資情報を、個人投資家は利用できるというわけですね。

兜:さて、岡三ネットトレーダープレミアムは個人投資家の間でも評判がよいツールですが、開発するにあたって、こだわった点などありましたら教えてください。

稲田氏: 岡三ネットトレーダープレミアムの開発において、株の発注方法には特にこだわりました。リリース当初は珍しかった本格的な板発注機能が備わっています。デイトレーダーの皆様でも、素早く発注ができるような操作性になっています。

弊社のような証券会社は、「お客様が儲かってなんぼ」の世界です。お客様が安定して儲かれば、ずっと取引を継続できるので、私達のサービスを継続的に使ってもらえます。

そのため、お客様に満足してもらえるような投資成績が高まるツールをリリースしたいと考え、ツールの使い勝手を工夫し提供し続けています。

兜: 以前は有料だったツールが昨年無料化されたので、その時はびっくりしたのですが、岡三ネットトレーダープレミアムは今後も無料で利用が可能な予定でしょうか?

稲田氏: はい、今後も無料で利用可能です。

▼口座開設キャンペーンについて

兜: 御社は個人投資家向けの口座開設キャンペーンが充実している印象を持っていますが、キャンペーンへの予算はかなりの金額をさかれているのでしょうか?

 【回答】 エクイティ事業部の城平氏

膨大な予算をキャンペーンにさいているという意識はありません。

国内株式取引手数料 最大3カ月全額キャッシュバック」といったキャンペーンは、お客様にとってメリットがある施策かと思います。

「キャンペーン期間中、手数料が実質無料」とはいえ、それをキャンペーンの予算とは考えておりません。手数料は弊社負担でよいので、まずはお客様に弊社の口座を使ってほしいからです。

弊社はオンライン専業証券会社ですので、対面でのサポートはできません。ですから、キャンペーンなどをきっかけに、まずは弊社の口座を使ってみて、どんなサービスになっているのか実際に確認してほしいのです。

岡三オンラインでは、約定代金が1日20万円まで手数料無料になるプランがある

兜: 株取引の手数料体系ですが、定額プランには約定代金が1日20万円まで無料という長所がありますが、定額プランとワンショットのどちらを選ぶ投資家が多いのでしょうか? もし、よろしければ、料金プラン選択の割合を教えていただけると幸いです

城平氏:ワンショットが45%で、定額プランが55%となっています。

兜: 今年、新規で口座開設した方は、岡三オンラインさんのどのようなところに注目して開設した方が多いのでしょうか?

「20万円以下手数料無料」「投資信託は買付手数料が実質無料」などでしょうか?

城平氏: 6月まではメルカリの新規上場の影響で、IPOに興味を持たれたお客様が多かったですね。

また、「20万円以下手数料無料」に注目している方は多いようです。

この制度を導入してから、新規で口座開設をしたお客様の日本株の稼働率は以前の2倍に増えました。

「20万円以下手数料無料」は株主優待銘柄を狙うのに便利です。また、この特典はNISA口座での株の売買にも適用されるので、NISA口座を開設される方にもメリットがあります。

▼株取引ツールについて

兜: iPhone用の「岡三ネットトレーダースマホ」はかなり高機能なアプリですが、今後、高機能なAndroid用の株取引アプリをリリースする予定はありますでしょうか?

城平氏:今のところは「岡三ネットトレーダースマホ」のAndroid版をリリースする予定はありません。

現在、PC・スマートフォン・タブレットに対応している「岡三ネットトレーダーWEB2」という株取引ツールを提供しています。

Androidのスマートフォンを使っていて、株取引が初心者でない方には、このツールをおすすめしています。

最近は、iPhoneのユーザーでも、「岡三ネットトレーダーWEB2」で株取引をされるお客様が多くなっているんです。

兜: なるほど、「岡三ネットトレーダースマホ」は上級者向けのイメージがありますが、「岡三ネットトレーダーWEB2」なら中級者の方でも問題なく使えそうですね。

兜: 初心者向けの株取引ツールはありますか?

城平氏:岡三かんたん発注というツールがあります。

パソコン、スマートフォン、タブレットの全てに対応しています。

シンプルな設計を心がけたツールです。機能をしぼっているため、初心者の方でも使いやすいツールとなっています。シンプルですが、銘柄のブックマークは他のツールと共有できます。

兜: 株主優待がある銘柄を検索したい場合、ウェブサイトからがよいでしょうか? それともウェブ以外におすすめのツールはありますか?

城平氏:だいたいどのツールでも株主優待情報は検索できますから、自分が使いやすいツールかウェブサイトで情報を検索すればよいと思います。

兜: 2017年からサーバ型逆指値注文が使用できるようになったかと思いますが、サーバーへの負荷はかなり上がりましたか?

城平氏:逆指値注文はメインサーバーとは別にサーバーを建てたので、負荷に関しては全く問題ありません。

▼信用取引の手数料が無料になる「日本株信用取引 プレミアゼロ」について

兜:信用取引を行っているユーザーにとっては、信用取引の手数料が無料になる「日本株信用取引 プレミアゼロ」は魅力的だと思います。

  • 「日本株累計売買金額20億円以上 または 投資信託の平均残高が3,000万円以上」

プレミアゼロが適用されるためには、上記の条件を満たすことが必要になりますが、保有する投信は「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」といった低コストなインデックスファンドでも、時価が3000万円以上ならプレミアゼロが適用されるのでしょうか?

城平氏:はい、大丈夫です。プレミアゼロが適用されます。

プレミアゼロが適用されると信用取引手数料無料に加えて、IPO抽選においてステージSというランクが適用されます。

ステージSが適用されたお客様は、通常よりIPOの当選確率がアップするというメリットがあります。

また、弊社の信用取引では、保有している投資信託を信用取引の担保として利用することも可能です。

▼IPOについて

兜: 新規公開株式(IPO)の取り組み状況など教えてください。

城平氏:2017年からグループ会社である岡三証券との関係を強化しています。

そのためIPOの取扱い件数は、2016年の6社から2017年は23社と大幅に増加しました。

岡三証券には40~50人のIPO担当者がいるため、弊社でも多くのIPO案件を取り扱うことが可能となっています。

兜: IPOが当たりやすくなるコツなどはありますか?

城平氏:弊社ではIPOの抽選時の前受金が不要という制度を採用しているので、まずはIPOの抽選に申し込んでください。

また、弊社の中でプラチナコースやプレミアゼロコースが適用されているお客様は、IPOのステージがSランクになり、IPOが当たりやすくなります。他にはステージAとステージBのお客様がいらっしゃいます。

具体的なIPOの抽選システムを説明しますが、弊社のIPOは抽選が3段階に分かれています。

まず最初の段階では、ステージSの方達だけで抽選が行われます。
次にステージSとステージAの方で抽選。最後に、ステージS・ステージA・ステージBの方全員で抽選が行われます。

このようなシステムになっているので、ステージSの方が一番IPOに当選しやすくなっています。

同じステージSのランクなら、資産2000万円の方でも、資産10億円の方でも当選確率は変わりません。あとは申込み回数と、運のよしあしで当選回数が決まってきます。ちなみに、2017年の実績でいうとステージSの中から5回IPOに当選した方がいらっしゃいます。

▼投資信託について

 【回答】 エクイティ事業部で投資信託担当の熊澤氏

兜: 御社では「投信購入時手数料 実質0円」という制度がありますが、導入するには思い切った決断が必要だったのではないでしょうか。制度導入に至ったら背景や意図などありましたら教えてください。

熊澤氏: 弊社では2017年4月に新成長計画『ReBorn』を策定しました。

この計画で投信のサービスも強化することを宣言しております。

ReBorn以前にも、「投信購入時手数料 実質0円」という試みはキャンペーンで実施していたのですが、お客様から好評だったので、常時提供するサービスとして制度化しました。

兜: なるほど、他にも御社の投資信託サービスの強みはありますか?

熊澤氏: 投信は100円から購入可能です。また、弊社の口座を持っている方は、はじめての投信・積立窓口があります。こちらに疑問点を連絡していただければ、原則、私・熊澤が対応させていただきます。

▼まとめ

兜: 最後に御社に興味を持っている個人投資家の方にメッセージをお願いします

城平氏: 初心者の方に向いたツールを用意しておりますし、手数料実質無料キャンペーンを実施していますので、株取引の入り口のハードルは下げています。

業界NO.1の会社ではありませんが、弊社で株取引を行うメリットは十分ありますので、まずは試しに口座を開設して、一度使っていただければと思います。

ツールは初心者向けだけでなく、中級者向けや上級者向けのツールもあります。

希望されたお客様には、朝と夕方に岡三オンラインマガジンという投資関係のメルマガも配信しています。

グループ会社の岡三証券の協力により投資情報は充実していますから、初心者の方から上級者の方まで満足できる情報を提供できる体制となっています。

使えば弊社の証券取引口座の便利さはおわかりいただけると思いますので、ぜひ一度使ってみてください。

▼取材を終えて、管理人兜達也の感想

岡三オンラインのパソコン向け株取引ツール「岡三ネットトレーダー プレミアム」は、ネット上の掲示板でも好意的な評価を受けているツールなので、どうやって開発されたか以前から興味がありました。

会社設立から1年からじっくりデイトレーダーの意見を聞きながら開発したと聞き、評判のよいツールには、それ相応の企業努力があるのだなと感じました。

米国の個別株への投資はできませんが、ツール以外にも、「株取引20万円以下手数料無料」「投資信託買付 実質手数料無料」といったユニークなサービスがあるので、日本株や投信の取引に興味がある個人投資家は、一度岡三オンラインのことを調べた方がいいでしょう。

なお、岡三オンラインでは、現在「新規口座開設と入金で現金2500円プレゼント」キャンペーンを実施しています。

キャンペーンに興味がある方は、下記リンク先の記事をご覧ください。

記事下

▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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