SBI証券が無期限の一般信用取引の金利と貸株料を引き下げ

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SBI証券が2019年6月3日から、一般信用取引(無期限)の買方金利と貸株料を値下げすると発表しました。

買方金利は3.09%から2.80%に値下がりします。また、貸株料(年率)は2.00%から1.10%に値下がりします。

この値下げはよいですね。特に貸株料が1.10%になるのがよいです。

一般信用取引(無期限)を使えば、逆日歩を発生させることなく、「株主優待のただ取り」を狙えます。ただ取り狙いの場合、現物取引で株主優待銘柄に対して買いをいれ、無期限の一般信用取引で空売りをいれることになります。

このとき、空売りをすることによって必ず貸株料が証券会社に徴収されますが、このコストは安いに越したことはありません。SBI証券が今回設定した貸株料(年率)1.10%という数字は、一般信用取引の貸株料としては業界最低水準です。他の証券会社だと年率1.40%から2.00%に設定している会社が多いのです。

以下、SBI証券の親会社であるSBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋です。

~~~

一般信用取引(無期限)の金利・貸株料引き下げのお知らせ
~業界最低水準となる2.80%(買方金利)・1.10%(貸株料)へ、大幅引き下げを実施~

2019年5月17日
株式会社SBI証券

 株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、2019年6月3日(月)新規建て分[予定]より、国内株式取引における一般信用(無期限)の金利及び貸株料を、業界最低水準※1となる2.80%(買方金利)、1.10%(貸株料)へ大幅に引き下げることとなりましたので、お知らせいたします。

 当社は、これまでも個人投資家の皆さまのさまざまなニーズにお応えするべく、国内株式取引のコスト低減やサービス拡充に積極的に取り組んでまいりました。このたび、一般信用(無期限)の金利・貸株料を引き下げることで、コストを抑えたお取引が可能となり、これまで以上に多くのお客さまに資産運用の選択肢の一つとして、当社の信用取引サービスをご活用いただけるものと期待しております。

当社は今後も、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を実現するべく、魅力的な投資商品・サービスを拡充し、個人投資家の皆さまの資産形成を支援してまいります。

■一般信用(無期限)金利・貸株料引き下げの概要
・適用日:2019年6月3日(月)〔予定〕新規建て分〔6月6日(木)受渡し〕から
・対象顧客:インターネットコースのお客さま

現在 改定後
無期限信用買方金利(年率) 3.09% 2.80%
大口優遇金利(年率) 2.90% 2.10%
無期限信用売り貸株料(年率) 2.00% 1.10%

■当社で提供している信用取引サービス

制度信用 一般信用
期限 6ヵ月 無期限※2 短期
(15営業日)
日計り
(1日)
HYPER空売り
(1日)
○※3 ○※3 × ×
○※4 ○※3

~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~

2019年6月に貸株料が引き下がったら、今までより安いコストで株主優待のタダ取りが狙えるようになるので、個人投資家にとってメリットがあります。

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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