SBI証券が日経225先物取引のJ-NETクロスのサービスを改善すると発表しました。2018年7月17日からJ-NETクロス取引において、Android端末でも逆指値や特殊注文が使用可能になります。
SBI証券のユーザーが利用できるJ-NETクロス取引とは、日経225先物取引におけるSBI証券ユーザーの注文と、SBIジャパンネクスト証券の顧客の注文について、SBI証券の社内でマッチングを行ない、取引所の立会外市場(J-NET)で約定させる取引です。
マッチングが行われた場合、取引所の立会価格より有利または同価格で約定が可能なため、取引所立会市場に注文するよりも有利な価格での取引機会を享受できる可能性があります。
J-NETクロス取引について詳しく知りたい方は、下記リンク先の記事を読んでください。
さて、2018年7月17日から、下記の注文種別と執行条件が、J-NETクロス取引においてAndroid端末でも利用可能になります。
注文種別 | OCO、IFD、IFDOCO |
執行条件 | 逆指値 |
今までパソコンでこれらの注文方法を選ぶことが可能でしたが、7月17日からはAndroidスマートフォンが追加されるわけです。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
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先物・オプション制度変更及びJ-NETクロスのサービス改善について
7/17(火)日中立会より、取引所の制度変更に伴い、取引ルールが変更されますので、ご注意ください。詳細につきましては下記をご確認ください。また、同日よりAndroid端末をお使いの方は逆指値や特殊注文(OCO、IFD、IFDOCO)でJ-NETクロスを選択いただけるようになりますので、ぜひご利用ください。
~~中略~~
2.J-NETクロスのサービス改善(対象チャネル拡充)
Android端末をお使いの方は逆指値や特殊注文(OCO、IFD、IFDOCO)でJ-NETクロスを選択いただけるようになります。
J-NETクロス取引は、取引所立会取引より有利な価格にて約定する機会を提供するため、SBIプライム証券が提供するシステムにて機関投資家の注文とマッチングが行えるかの確認を行うサービスです。大阪取引所の立会価格より有利または同等の価格にて約定が可能な場合に機関投資家の注文とマッチングし、取引所の立会外市場(J-NET)にて約定する取引です。
この取引により取引所の立会価格より有利な価格で取引できる可能性があります。ぜひ、ご利用ください。
J-NETクロス取引のイメージ図
■ご利用方法
OCO等の特殊注文や逆指値注文を発注時にJ-NETクロスの項目で「優先する」を選択いただくとJ-NETクロスでマッチング可能かの確認を行います。また、設定画面にてJ-NETクロスを「優先する」に変更すると注文時の初期設定でJ-NETクロスが選択された状態に変更できます。
~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~
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