SBI証券には「SBI証券株アプリ」というスマートフォン用の株取引アプリがあります。
「SBI証券 株アプリ」は国内株の株取引を行うことができます。現物株取引と信用取引の両方に対応しています。
さて、この「SBI証券 株アプリ」ですが、2019年6月28日にバージョアンアップが行われ、機能が強化されました。主に下記の四つの機能が強化されています。
- 登録銘柄に騰落チャートや出来高、VWAPの情報を追加
- 気配値情報に高値・安値ラインを追加
- RCIの追加
- セキュリティーの高度化
私はSBI証券の口座を開設しているので、実際にバージョンアップ後の「SBI証券 株アプリ」を使ってみました。
VWAPやRCIが追加されたことも改善点といえるのですが、個人的に気配値情報(板)に高値ラインと安値ラインが追加されたことが一番ありがたいです。
下記の画像は、SBI証券による高値ラインと安値ラインの説明の画像です。赤い線が引かれているところがその日の最高値のラインで、緑の線が引かれているところが最安値のラインです。
↓こちらが実際の高値ラインの画像です。この日の午前10時26分の時点だと、最高値は1883円だったことがわかります。
ちなみに、この高値ラインと安値ラインは、東証の取引時間中(ザラ場)もPTSの取引時間中も両方とも閲覧することが可能です。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
~~~
「SBI証券 株」アプリ バージョンアップに関するお知らせ
~~中略~~
1.登録銘柄に騰落チャートや出来高、
VWAPの情報を追加登録銘柄に5分足の騰落チャートが追加されました。どのくらい株価が動いたかが色の濃さで表されるためわかりやすく、気になる銘柄の日中の動きが一覧で確認可能です。さらに株価ボードには4本値、出来高、VWAPを追加し、銘柄の詳細な情報も登録銘柄上で把握することができます。
2.気配値情報に
高値・安値ラインを追加気配値に新たに当日の高値・安値のラインを追加します。より直感的に値動きを把握できます。
3.RCIの追加
たくさんのお客さまからご要望をいただいておりましたRCIを新たに追加いたします。また、チャートエリア拡大モードを使うことによってさらに大きな画面でチャート分析を行うことができます。
4.セキュリティーの高度化
「便利をより安心・安全に」をテーマにSBIグループとジョイントベンチャーを設立したEverspin社が有する有望なセキュリティ技術を導入し、セキュリティ面でも「顧客中心主義」を実践いたします。
本セキュリティ技術は、ログイン時に毎回異なるTokenを割り当て、ログイン認証と通信環境の確認を行うことで、お取引いただく環境の安全性を確認することができます。
上記以外にもさまざまな機能改善を実施
- マーケット、口座管理画面の表示エリア拡大
- マーケットや登録銘柄、口座管理などの画面で下にスワイプすることで更新可能に
- 遷移による更新を見直し、動作が軽くサクサクに
- 文字色や背景色を一部変更し視認性を向上
- ローソク足のひげの太さを調整
- チャートをピンチアウト(拡大)した際のアクション改善
など
~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~
今回のバージョンアップデ、「マーケットや登録銘柄、口座管理などの画面で下にスワイプすることで情報を更新することが可能になった」のも個人的に好印象です。
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