Tポイントのような色々なお店やサービスで使用できるポイントを使って、投信などの金融商品を買うことは、証券業界内ではポイント投資と呼ばれています。
SBI証券では最低100円分から投資信託の買付が可能です。利用できるポイント数には上限も下限もありません。さらに、Tポイント利用のときは、買付代金の「全部に利用」、もしくは「一部に利用」のどちらでも選択することが可能です。
注意点としては、使用できるTポイントは原則として通常ポイントです。
SBI証券以外の会社のお店やサービスで手に入れた期間固定Tポイントは投資信託の買付に使えません。SBI証券以外の会社で手に入れた通常のTポイントは投信の買付に使用可能です。
また、SBI証券からもらった期間固定Tポイントは、投信の買付に使用可能です。
私はヤフーショッピングでよく買い物をするので通常のTポイントが手に入る機会が多いので、試しにTポイントで「たわらノーロード 先進国株式」という投信に注文を入れてみましたが、問題なく約定しました。
「通常のTポイントが余っていて、かつ投資をやってみたい」という人の中には、SBI証券の証券取引口座に興味を持つ方もいるでしょうね。
私はSBI証券におけるポイントサービスの一番のメリットは、Tポイントで投信が買えることだと考えていますが、同社のポイントサービスには他にも下記のようなメリットがあります。条件を満たすとTポイントがもらえるのです。
▼SBI証券でTポイントがもらえる条件
条件
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もらえるTポイントの種類
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備考
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国内株式現物取引 | Tポイント | スタンダードプラン手数料及び現物PTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイントがもらえる。 |
投資信託保有残高 | Tポイント |
対象投資信託の月間平均保有額が、1,000万円未満の人は年率0.01%~0.1%相当のポイントがもらえる。 対象投資信託の月間平均保有額が、1,000万円以上の人は年率0.01%~0.2%相当のポイントがもらえる。 |
金・プラチナ・銀取引 | Tポイント | 金・銀・プラチナのスポット取引手数料、および積立買付手数料の月間合計手数料の1.0%相当のポイントがもらえる。 |
新規口座開設 | 期間固定 Tポイント |
新規口座開設100ポイントの期間固定Tポイントがもらえる |
国内株式入庫 | Tポイント |
1回の移管入庫につき100ポイントがもらえる。 (ただし、異名義からの移管は対象外) |
上記の表を見れば分かりますが、SBI証券で現物株取引を行ったり、投資信託の保有を続けたりすればTポイントがもらえます。
そのもらったTポイントで投資信託を買うことも可能です。ただし、100円分以上のTポイントが必要です。
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