2019年12月2日から、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の社名が「auカブコム証券株式会社」に変更となっています。
去る2019年2月12日、KDDIがauカブコム証券(旧カブドットコム証券)に出資すると発表しました。「1株559円でTOB(株式公開買付け)を実施して、KDDIの出資比率を49%に増加させる」という主旨の発表でした。
その後このTOBは成立しました。KDDIがauカブコム証券(旧カブドットコム証券)に本格的に出資したことに伴い、会社名がKDDIのブランド名であるauを冠したauカブコム証券になったわけです。
以下、auカブコム証券のウェブサイトからの抜粋です。
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auカブコム証券の発足について
2019年12月2日
当社は、12 月 1 日・2 日の両日に商号変更や監査役会設置会社への移行等の手続きを終え、新たに auカブコム証券として発足することとなりましたので、新たな経営ビジョンや新役員の布陣と併せ、下記のとおりお知らせいたします。
1. 商号変更
(1) 新商号
auカブコム証券株式会社(au Kabucom Securities Co., Ltd.)
(2) 変更日
2019 年 12 月 1 日
~~以上、auカブコム証券のウェブサイトからの抜粋~~
2018年までauカブコム証券は三菱UFJグループの色彩が強い会社でした。しかし、今年KDDIの出資比率が増したため、同社はKDDIグループとの距離が近くなっています。
これまで、すでに「KDDIグループのじぶん銀行とauカブコム証券で、銀行口座と証券口座の連携サービス」などが提供されています。
今後は、このようなKDDIグループとauカブコム証券の間で共同開発されたサービスが新規で出てくることが予想されます。
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