auカブコム証券が信用取引の手数料を無料化するも、小口投資家は金利が値上げ

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auカブコム証券(旧会社名カブドットコム証券)が、2019年12月16日から信用取引の売買手数料を無料化します。

しかし、2019年12月16日から、優遇プランの適用を受けられない小口投資家は買方金利や一般信用取引の貸株料が値上げされます(制度信用取引の貸株料は据え置き)。

さらに、小口投資家は品受や品渡しを行うと事務手数料が徴収されるようになります。

株主優待のただ取りで狙いクロス取引を行ったときに、最期に品渡し(現渡)を行う人は多いでしょうが、優遇プランの適用を受けていない人は12月16日から事務手数料がかかるのです。

auカブコム証券ニュースリリースを見るに、ゴールドプランなど優遇プランの適用を受けている大口投資家は買方金利の引き上げがないです。

また、優遇プランの適用を受けていれば、品受/品渡しに関する事務手続き料は無料になります。

しかし、ゴールドプランなど優遇プランの適用を受けている大口投資家でも、一般信用取引の貸株料引き上げとなります。

今回の信用取引のコスト改定について感想

実は有料になった「品受/品渡しに関する事務手続き料」は、2019年12月13日までの信用取引の手数料と同額です。

なので、信用取引の手数料が無料になるゆえに、この事務手続き料の新設については、いたしかたないのかなと感じています。auカブコム証券としては手数料無料で失う収益を、事務手続き料の新設で補いたいわけです。

しかし、買方金利の引き上げと、一般信用取引の貸株料の引き上げについては、個人投資家の立場としては正直痛いなと思います。

手数料が無料化されても、この二つが同時に値上げされては、小口の投資家にとって手数料無料化のメリットが薄まりますね。

なお、優遇プランが適用されている大口投資家は、「品受/品渡しに関する事務手続き料」もかかりませんし、買方金利も据え置きのようなので、今回の改定でのデメリットは一般信用取引の貸株料引き上げのみということになります。

以下、auカブコム証券のウェブサイトからの抜粋です。

信用取引の取引手数料・金利・貸株料・事務手続き料の変更についてご説明

2019年12月

2019年12月2日にプレスリリースにて発表いたしました「信用取引の取引手数料撤廃」について、その他の費用等の発表が遅くなり申し訳ございません。

2019年12月16日約定分より、信用取引に関わる以下の4点の費用が変更になります。

信用取引手数料
全てのお客さまが完全無料化

※適用は2019年12月16日約定分からとなります。

買方金利引き上げ
制度信用取引:2.98%⇒3.98%
一般信用取引:2.79%⇒3.79%
(金利優遇プラン適用中のお客さまは、現行のままの優遇金利適用)

詳細は12月13日以降信用取引(制度・一般)商品概要ページにてご確認下さい。
※上記金利の適用は2019年12月16日約定分からとなります。

貸株料引き上げ
制度信用取引:変更無
一般信用取引(長期):1.50%⇒2.25%
一般信用取引(売短):3.9%⇒5.85%
(全てのお客さまが引き上げ対象)

詳細は12月13日以降信用取引(制度・一般)商品概要ページにてご確認下さい。
※上記貸株料の適用は2019年12月16日約定分からとなります。

品受/品渡に関する事務手続き料(※新設)
信用取引で買建の場合には品受(売り返済をせずに現金を支払って決済し、現物株式を取得すること)、売建の場合には品渡(買い返済をせずに、保有する現物株を差し入れて、売付代金を受け取ること)を行った場合には別途事務手続き料がかかります。本手続き料は下記のとおり、品受・品渡金額(建玉金額)により異なります。

 ~~後略~~

~~以上、auカブコム証券のウェブサイトからの抜粋~~

ちなみに、SMBC日興証券は数年前から信用取引の手数料が無料ですし、ライブスター証券は2019年12月10日から信用取引の取引手数料を無料化します。

この2社は、今のところ金利や貸株料の値上げを発表していません。

今後、これらの証券会社以外に信用取引の手数料を無料化する証券会社出てくるでしょうが、個人投資家の皆さんは金利や貸株料に気をつけてください。

私が作った下記リンク先の「信用取引の金比較表」を参考にしてもらえると幸いです。

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  • SMBC日興証券・・・信用取引の手数料が常に無料です。

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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