カブッドコム証券の一般信用取引(長期)は建玉を最大で10年保有できる

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auカブコム証券(旧カブドットコム証券)で信用取引口座を開設すると、制度信用取引だけでなく一般信用取引(長期)を行うことも可能です。

この一般信用取引(長期)ですが、主に三つのメリットあります。

  1. 建玉の返済期限が長い
  2. 証券取引所に上場するすべての銘柄を取り扱うことができる ※1
  3. 空売りしても逆日歩を払わないでいいので、株主優待のただ取りに向いている ※2

 ※1 整理ポスト銘柄など例外はあり

 ※2 株主優待のただ取りに興味がある方は、当サイトの「「配当・株主優待の権利取り最終日」についての解説」という記事をご覧ください。

一般信用取引(長期)には上記の三つの長所がありますが、今回の記事に関係があるのは「1」の建玉の返済期限についてです。

通常の制度信用取引では、証券取引所のルールで、建玉の返済期限が6ヶ月と決められています。しかし、一般信用取引では返済期限を各証券会社が決めることが可能です。

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の一般信用取引(長期)では、建玉の返済期限は最長で10年となっています。

一般信用取引(長期)は長く建玉を保有できるので、制度信用取引のような「株価が半額以下に暴落したので、とりあえず塩漬けで様子を見たいけれど、半年後には決済されてしまう!」といった事態が避けられます。

また、逆に「利益がすごく出ているので半年以上保有して様子を見たいけれど、制度信用取引なので期限が来てしまう」といった事態を避けることも可能です。

そして、一般信用取引(長期)は株主優待のただ取りでも便利です。株主優待の権利取り最終日の2週間より前から、優待クロス取引が可能なので、金利がいくぶん多くかかっても、早めに現物株の確保と一般信用の売建をしておきたい場合に使えます。

なお、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)で信用取引口座を開設すると、一般信用取引が使えるだけでなく、kabuステーションというパソコン用のトレーディングツールの通常プランの利用料が無料になるというメリットもあります。

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  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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