マネックス証券、香港証券取引所に上場するETF16銘柄を新たに追加

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先日、当サイトで下記の記事を配信しました。

  1. 楽天証券、ベトナムの株価指数に連動するETFの取り扱いを開始
  2. 楽天証券、中国のセクター別指数への連動を目指すETFを追加
  3. 楽天証券、アジア新興国ETFなど5銘柄を追加

これらの記事でも紹介しましたが、楽天証券は2月から下記のETFの取り扱いを開始しています。

  1. ドイツ銀行グループが提供する「db x トラッカーズ」シリーズのETF6銘柄
  2. 中国のセクター別指数への連動を目指すETFなど5銘柄
  3. 新興国の株価指数への連動を目指す「db x-トラッカーズ-MSCI EMアジアTRNインデックスETF(03009)」など、5銘柄のETF

さて、3月1日からマネックス証券も上記のETF16銘柄の取り扱いを開始すると発表しました。以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ベトナムや中国の注目セクターなどに連動する16銘柄、登場!

2010年3月1日(月)より、当社の中国ETFラインナップに注目必至の16銘柄が加わります。

まずは、マネックス証券初の、ベトナムへの投資機会となる「db x-トラッカーズ-FTSEベトナムETF」などdb x-トラッカーズシリーズ(ドイツ銀行グループ提供)が11銘柄。

そして、世界中から熱い注目を集めている中国の中から更に、金融・インフラ・素材・エネルギーといった注目セクターへフォーカスするiシェアーズシリーズ (ブラックロックグループ提供)が5銘柄。

ETFは、株式のように相場の状況を見ながら売買することが可能で、多くのものは一般の投資信託と比較して信託報酬が低く設定されているインデックスファンドです。(※)

特に海外ETFは、国内ETFと比べてより多くの投資家を集めているため、流動性の高さや種類の豊富さも魅力的です。世界を見据えた幅広い投資対象への分散投資を実現するポートフォリオ構築の強い味方となります。

(※ETFの売買には取引手数料がかかります。下記「手数料のご案内」をご確認ください。)

今回の銘柄追加により、マネックス証券取扱いの海外ETFは106銘柄(中国ETFは35銘柄、米国ETFは71銘柄)と、ネット証券最多クラスとなりました。

▼香港上場ETF(中国ETF) 追加銘柄一覧

現地コード 銘柄名 概要
02829 iシェアーズ CSI 中国A株金融インデックスETF
iShares CSI A-Share Financials Index ETF
CSI300金融指数の実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標としています。
02846 iシェアーズ CSI 300 中国A株インデックスETF
iShares CSI 300 A-Share Index ETF
CSI300指数の実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標としています。
02848 db x-トラッカーズ-MSCI韓国TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI Korea TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネット韓国インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03006 iシェアーズ CSI 中国A株インフラストラクチャー・インデックスETF
iShares CSI A-Share Infrastructure Index ETF
CSI300インフラストラクチャー指数の実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標としています。
03007 db x-トラッカーズ-FTSE/新華チャイナ25ETF
db x-trackers FTSE/Xinhua China 25 ETF
FTSE/新華チャイナ25インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03009 db x-トラッカーズ-MSCI エマージング・マーケット TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI Emerging Markets TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネット・エマージング・マーケット・インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03015 db x-トラッカーズ-S&P CNX ニフティETF
db x-trackers S&P CNX NIFTY ETF
S&P CNX NIFTYのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03019 db x-トラッカーズ-MSCI ワールド TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI World TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネット・ワールド・インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03020 db x-トラッカーズ-MSCI米国TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI USA TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネットUSAインデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03027 db x-トラッカーズ-MSCI ロシア・キャップド インデックスETF
db x-trackers MSCI Russia Capped Index ETF
MSCI RUSSIA CAPPED インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03035 db x-トラッカーズ-MSCI エマージング・アジア インデックスETF
db x-trackers MSCI EM Asia TRN Index ETF
MSCI トータル・リターン・ネット・エマージング・マーケット・アジア・インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03036 db x-トラッカーズ-MSCI台湾TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI Taiwan TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネット台湾インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03039 iシェアーズ CSI 中国A株素材インデックスETF
iShares CSI A-Share Materials Index ETF
CSI300素材指数の実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標としています。
03048 db x-トラッカーズ-MSCI ブラジル TRNインデックスETF
db x-trackers MSCI Brazil TRN Index ETF
MSCIトータル・リターン・ネット・ブラジル・インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。
03050 iシェアーズ CSI 中国A株エネルギー・インデックスETF
iShares CSI A-Share Energy Index ETF
CSI300エネルギー指数の実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標としています。
03087 db x-トラッカーズ-FTSEベトナムETF
db x-trackers FTSE Vietnam ETF
FTSEベトナム・インデックスのパフォーマンスをトラックすることを投資目的としています。

~~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~~

ちなみに、上記のETF16銘柄は香港証券取引所に上場しています。

↓上記16銘柄を購入する場合、楽天証券とマネックス証券の香港ドルにおける為替取引の違い

為替の手数料について
楽天証券

香港証券取引所に上場している銘柄を購入しようとすると、毎回 日本円を香港ドルに換えて決済する必要があり、その際、為替手数料がかかる。

(香港ドルを外国証券取引口座にプールしておくことができない。)

よって、取引は必ず以下の手順になる。

  • 香港証券取引所に上場のETF購入の場合「円→香港ドル」  売却の場合「香港ドル→円」 再購入の場合「円→香港ドル」

以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。

    適用為替レートは朝10時時点の市場レート、銀行が当日発表する対顧客レート等を参考に決定されます。買付、売付とも1約定ごとにそれぞれ弊社の適用為替レートを利用して円決済をおこないますので、ご注意ください。

    ※ 中国株式注文画面の香港ドル適用為替レートの表示は銀行が発表する対顧客レートの仲値に対して、為替手数料として片道±15銭です。

マネックス証券

香港ドルを中国株式取引口座にプールしておくことができる。

よって、香港証券取引所に上場している銘柄の取引は、以下の手順になる。

香港証券取引所に上場のETF購入の場合、まず日本円を香港ドルに換える。

  • ETF購入の場合「中国株式取引口座にある香港ドルで購入」  売却の場合「香港ドルのまま保有」  再購入の場合「香港ドルで再度購入」

というわけで、マネックス証券の場合、香港証券取引所上場のETFを購入する際には、まず日本円を香港ドルに交換する必要があります。

マネックス証券の場合、ETFを売却してもいきなりは日本円にならず、香港ドルのまま保有できるので、毎回「日本円←→香港ドル」の交換が必要な証券会社に比べて、為替手数料が節約できるというメリットがあります。

ちなみに、日本のオンライン証券業界で、新しいETFの取り扱い開始に最も熱心な会社は、楽天証券SBI証券です。ETFに興味がある個人投資家は、この2社の口座を開設しておくべきでしょう。

なお、楽天証券もSBI証券も、「日本株の証券取引口座」・「
外国株式取引口座」ともに口座開設料・口座管理料は無料です。

マネックス証券も「日本株の証券取引口座」・「
中国株式取引口座」ともに口座開設料・口座維持費は無料です。

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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