日興アセットマネジメントが、米国株ETF、中国株ETF、インド株ETFを2010年10月29日に東証に上場すると発表しました。
↓日興アセットマネジメント プレスリリース
外国株式指数に連動するETF3本を新たに上場
~指数:【米国】S&P500指数、【中国】ハンセン中国企業株指数、【インド】S&P CNX Nifty指数先物~[PDF]
新しく上場するETFは、下記のようになっています。
銘柄名 | 証券コード | 信託報酬年率(税込) | 信託財産留保額 | 価格の連動を目指す指数 |
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)受益証券 | 1547 | 0.168% | 0.3% | S&P500指数※ |
上場インデックスファンド中国H株(ハンセン中国企業株)受益証券 | 1548 | 0.5775% | 0.3% | ハンセン中国企業株指数 |
上場インデックスファンドS&P CNX Nifty 先物(インド株式)受益証券 | 1549 | 0.5775% | 0.3% | S&P CNX Nifty先物指数 |
※S&P500(えすあんどぴーごひゃく、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、アメリカ合衆国の投資情報会社であるスタンダード・アンド・プアーズ社が算出しているアメリカの代表的な株価指数。
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。
ついに日本の株式市場にも米国株S&P500連動のETFが上場することとなりました。今までもNYダウ連動のETFは東証に存在しましたが、ダウは組み込まれている会社が30社と少ないです。
ですから、アメリカ市場に広く分散投資したい個人投資家は、NYダウ連動のETFより、S&P500連動のETFを買った方がいいでしょう。S&P500は、アメリカを代表する500社の株価を基に算出されているので。
なお、今回、新規に上場する3つのETFは、上場日の2010年10月29日に貸借銘柄に選定される予定となっています。貸借銘柄になると、信用取引で空売りができるようになります。
というわけで、これからアメリカという国の景気がよくなると思う方は「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)受益証券」を買えばいいですし、逆に景気が悪くなると考える方は空売りすることも可能です。
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