11月6日、東京証券取引所が、インドの株価指数に連動するETFである「インドNIF」の上場を承認したと発表しました。インドNIFは、11月26日に上場します。インド株ETFの上場は国内初です。
上場するのは、野村アセットマネジメントが設定する「NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信」(略称がインドNIF)です。
銘柄コードは<1678>です。
インドNIFは、インド・ナショナル証券取引所上場の50銘柄で構成される株価指数「S&P CNX NIFTY」との価格連動を目指して運用されます。
さて、ここからが、この記事の本題です。楽天証券が11月25日から「インドNIF」の取り扱いを開始すると発表しました。11月25日の17時15分から注文が可能となります。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
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【11/26(木)上場予定】NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信の取扱いについて
楽天証券では、下記ETF1銘柄について、上場日の前営業日17時15分より、すべてのチャネルで注文を承ります。
なお、手数料は国内株式手数料を適用いたします。
【11月26日(木)上場予定】
NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信(略称:インドNIF 銘柄コード:1678)
NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信のパンフレットはこちら(東京証券取引所ホームページ)
▼NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信(略称:インドNIF 銘柄コード:1678)
取引方法 | 国内株式と同様にお取引いただけます。指値、成行注文の指定も承ります。 |
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手数料 | 国内株式手数料と同じです。 |
注文受付予定日時 | 11月25日(水)17時15分から注文を承ります。(予定) |
注文受付時間 | 国内株式と同じです。 |
取引チャネル | web、MS、iSPEED、iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb、PDA、電話、カスタマーセンター |
受渡日 | 国内株式と同じです。 |
特定の指標 | S&P CNX Nifty指数 |
売買単位 | 100口 |
計算期間 | 毎年8月11日から翌年8月10日まで
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分配金支払基準日 | 8月10日(計算期間終了日) |
信託報酬 | 年0.9975%(税込)以内 |
その他のご注意 |
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▼S&P CNX Nifty指数とは?
インドを代表する株価指数で、インド・ナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。なお、当該指数対象銘柄の時価総額は、インド・ナショナル証券取引所の時価総額全体の65.34%を占めています。(2009年3月31日時点)
~~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~~
インドNIFは、信託報酬が年0.9975%と、ETFとしてはやや高めなのが難点ですね。
インドへ市場の長期投資を考えてる方には、中国・ブラジル・韓国・台湾・インド・ロシア等の新興諸国に投資できるETF「VWO (Vanguard Emerging Markets Stock ETF)」の方が長期投資に向いているかもしれません。VWOは信託報酬が年0.25%と安いので。
ただ、「インド市場にだけ投資したい」という人や「VWOのような日本円を米ドルに変えないと購入することができないETFに興味はない」という個人投資家にとっては、インドNIFは投資の選択肢の一つとなりうるでしょう。
▼参考記事
バンガード・エマージング・マーケット ETF (VWO)とは・・・ETF・インデックス投資を応援する 『わたしのインデックス』
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