ネット証券大手6社の株式売買代金と口座開設純増数の比較 2017年10月分

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当サイトでは毎月、ネット証券大手6社の売買代金を比較しています。

各社の「ユーザーの株式売買代金の月間合計額」を見れば、日本国内でどの証券会社に勢いがあるのか判断ができると思われます。

以下、2017年10月分のネット証券各社の売買代金の比較です。

▼2017年10月 ネット証券各社の「月間株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て) (国内株)

会社名
月間株式売買代金
現物取引信用取引
月間株式売買代金
(前年同月比)※
増減率
(前年同月比)
楽天証券

4兆7751億円

+2兆1345億円

+80.8%

松井証券

3兆2515億円

+9250億円

+39.7%

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
2兆5178億円
+9905億円
+64.8%
GMOクリック証券
1兆9647億円
+4930億円
+33.5%
マネックス証券
1兆5172億円

+6604億円

+77.0%

岡三オンライン
3396億円
+858億円
+33.8%
合計
14兆3661億円
+5兆2894億円
+58.2%

 (2016年10月分から、SBI証券の月次開示は非公開になりました)

なお、2017年10月の営業日は21日で、2016年10月の営業日は20日でした。

▼2017年10月 ネット証券各社の「一日あたり株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て) (国内株)

会社名

一日あたりの株式売買代金
現物取引信用取引

一日あたりの株式売買代金
(前年同月比)
増減率
(前年同月比)
楽天証券
2273億円
+953億円
+72.2%
松井証券
1548億円
+385億円
+33.1%
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
1198億円

+435億円

+57.0%
GMOクリック証券
935億円

+199億円

+27.1%

マネックス証券

722億円

+294億円

+68.6%
岡三オンライン
161億円
+34億円
+27.4%
合計
6841億円
+2302億円
+50.7%

ちなみに、ネット証券大手の新規口座開設状況(2017年10月分)の順位表も、作成しました↓

▼ネット証券5社 新規口座開設状況 2017年10月分

順位 証券会社名

証券口座 月間純増数

(前月比)

証券累計口座数 店頭FX
口座純増数
店頭FX
累計口座数
マネックス証券 +5,855 1,731,556 +1130 242,150
岡三オンライン +5,228 150,142
非公開
非公開
松井証券 +3,167

1,116,326

+139

79,869

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)

+3,091

1,071,087

+283
91,619
GMOクリック証券

+2,526

326,434
+4,809

507,426

番外 楽天証券 2012年からデータ非公開

毎月のデータ公開は停止中。

ただし、楽天証券の開示情報によると、2017年9月末時点における口座数は2,371,502となっている

非公開
非公開
番外 SBI証券

2011年からデータ非公開

毎月のデータ公開は停止中。

ただし、SBI証券の開示情報によると、2017年9月末時点における口座数は4,004,821となっている

非公開
非公開
合計

19,867

(SBI証券と楽天証券を除いた数値)

4,395,545

(SBI証券と楽天証券を除いた数値)

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

▼メモ

2017年10月は日経平均株価が20,356円から22,011円へ急騰しました。

また、東証マザーズ指数は1,093から1,134へ少し上昇しました。

日経平均株価が順調に上昇したため、株式の売買は活発になりました。

しかし、株価が高すぎると警戒している個人投資家が多いのか、売買代金のわりに証券会社の口座開設数は伸びていません。また、株価が急落する押し目が少ないのも、個人投資家が新規に株式投資へ参入しない要因の一つといえそうです。

▼参考記事 以下、日経新聞電子版からの抜粋です

株、バブル後戻り高値 上値追う外国人に乗り切れぬ個人

証券部 福井環
2017/11/7 14:02 (2017/11/7 15:59更新)
日本経済新聞 電子版

 

 7日の日経平均株価は前日比389円高の2万2937円と、1992年1月9日以来およそ25年10カ月ぶりとなる高値を付けた。96年6月26日に付けたバブル崩壊後の戻り高値を更新した。

 寄り付き直後は、好決算を発表した三菱地所や日本製鋼所などが買いを集める一方、前日に比べ円相場が上昇したことが重荷となり、売り買い交錯で始まった。突然上昇したのは10時半。「短期筋のCTA(商品投資顧問)から先物に荒っ…

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  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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