auカブコム証券(旧カブドットコム証券)、IOC注文を導入 (株取引において)

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2010年12月26日に当サイトで「東証における株取引でIOC注文が可能に」という記事を配信しました。

このIOC注文ですが、2011年1月24日からauカブコム証券(旧カブドットコム証券)で使用可能となります。

以下、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のウェブサイトからの抜粋です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2010年12月27日

約定しなければキャンセルとなり板に残らない「IOC注文」の取扱を稼働初日から対応

 ~ 東証Arrowheadに追加される、見せ玉等不公正取引の懸念を軽減させる新注文方法。 ~

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)株式会社は、2011年1月24日(月)(予定)から東京証券取引所の売買システム「Arrowhead」にて導入予定の新注文方法「IOC注文」の取扱を、取引所(東証、名証、福証、札証)での稼働初日から対応いたします。

新たな条件付注文(IOC注文)の導入のお知らせ
(東京証券取引所のホームページ)

● IOC注文とは
IOC注文とは、「Immediate or Cancel order」の略で、指定した値段かそれよりも有利な値段で、即座に一部あるいは全部を約定させ、成立しなかった注文数量はキャンセルされる注文方法です。つまり、「注文を出してすぐに約定するか、しなければキャンセルとなり板に残らない注文」「今すぐこの条件であれば約定させたい、今すぐでなければ残りはキャンセル」という発注が可能になります。

刻一刻と変化するマーケットにおいて、発注後の状況変化に対応し「注文を取り消したい」と思っても間に合わない場合がありますが、このIOC注文を活用すれば、すぐに約定できなかった注文数量は自動的にキャンセルされる仕組みですので、そのようなリスクを回避した発注が行えます。

これまではそのようなリスクを回避する手段として発注・取消を繰り返すことにより「不公正取引の疑いあり」と見なされる恐れがありましたが、このIOC注文は約定/キャンセルが自動的に行われ板に注文が残らない注文方法であるため「見せ玉」等不公正取引の懸念を軽減させる側面も期待されます。多くの数量や回数の取引を行う投資家や、アルゴリズム取引等機動的な売買を行う投資家に役立つ注文方法と言えます。

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)では今後も、機関投資家等プロが活用する発注方法や投資環境を、個人投資家の投資成績の向上のために提供して参ります。

● IOC注文の概要

対応市場 東京証券取引所・名古屋証券取引所・福岡証券取引所・札幌証券取引所
対応取引 現物株式信用取引
対応
チャネル
kabuステーション、web(SSL)・オペレーター(他チャンネルでの対応は未定)
発注可能
時間
<東証> 前場 9:00~11:00  後場 12:30~15:00
<名証、福証、札証> 前場 9:00~11:00  後場 12:30~15:30
注文形態
(手数料)
成行IOC注文(現物取引手数料は成行注文の手数料が適用)
指値IOC注文(現物取引手数料は指値注文の手数料が適用)
その他

・注文受付は取引時間のみとなります。取引時間以外の時間帯でIOC注文を発注した場合は「エラー」として注文は失効します。また、翌日等への繰越注文(出合注文)は行えません。

・ 1つの注文が複数の値段に分かれて約定するケースがあります。

・ 成行注文及び指値注文が可能です。

・ 特別気配等がでるような状況においては、特別気配等表示前までは約定し、成立しなかった残注文は特別気配等が表示されずに失効します。

・ 即座に約定しない残注文は失効することから、変更注文や取消注文はなく、新規注文のみとなります。

・ 即座に約定することがない、注文受付時間中や売買停止中などの時間帯においては「新規注文登録エラー」とし、寄付きと引けの板寄せにおいて有効な注文となることはありません。(特別気配等表示時点においては、即座に約定するような板状況である場合には当該数量を約定し、残注文について失効します。)

・SLA(サービス品質保証制度)保証対象。1秒保証(取次処理速度の品質保証)保証対象。

IOC注文の概要(東京証券取引所のリーフレット/PDF形式)

~~~以上、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のウェブサイトからの抜粋~~~

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