2012年10月31日、SBI証券が「投信積立銀行引落サービス」という新しいサービスを開始しました。
投信積立銀行引落サービスを利用すると、投信積立サービス※の代金を、ユーザーが指定した銀行口座から毎月自動的に引落して買付ができます。
- 投信積立サービス・・・投資信託の積立サービスのこと。投信積立サービスとは、ユーザーが指定した投資信託を、毎月一定額、自動的に買付けてくれるサービスのことです。
今までは、投信積立サービスを利用する場合、毎月、SBI証券の証券取引口座から投資信託を買うお金が引き落とされていました。
つまり、証券取引口座にお金がなくなってきたら、銀行口座から証券取引口座にお金を振り込む必要がありました。
投信積立銀行引落サービスを利用すると、証券取引口座からではなく、自分が指定した銀行口座から毎月引落ができるようになります。
よって、投信積立銀行引落サービスを設定したユーザーは、銀行口座に十分なお金があれば、投信を積立していくにあたって、証券口座にお金を振り込む手間がはぶけます。
投信積立銀行引落サービスの申し込みや設定の変更は、ウェブ上でで行うことができます。書類の郵送などの手間はありません。
投信積立銀行引落サービスを設定した場合ですが、銀行口座からの自動引落の手数料は無料となっています。
投信積立銀行引落サービスで利用できる銀行は200社以上あります。利用可能な銀行は、下記リンク先のSBI証券のウェブサイトに載っているので、興味がある人はクリックしてください。
メガバンクや住信SBIネット銀行は投信積立銀行引落サービスに対応していますが、ゆうちょ銀行は対応していません。
また、「楽天銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、ソニー銀行、新生銀行、大和ネクスト銀行、スルガ銀行、イオン銀行、あおぞら銀行、オリックス銀行」なども投信積立銀行引落サービスに対応していません。
投信積立銀行引落サービスは今のところ、ネットバンクで対応しているところが少ないのですが、メガバンクと地銀で対応している銀行が多くなっています。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
投資信託 > 投信積立銀行引落サービス – SBI証券
投資信託の積立が銀行からの自動引落でらくらく!
投信積立の代金を、お客様ご指定の銀行口座から毎月自動的に引落して買付ができるサービスです。
証券総合口座へのご入金の手間を省き、ご設定いただいている月々の投信積立を滞りなく続けていただくことができます。
投信積立銀行引落サービスのポイント
1 投信積立のために証券総合口座へ入金する手間を省ける
投信積立銀行引落サービスはご指定の銀行口座から毎月自動的に引落して買付ができるサービスです。投信積立のために証券総合口座へ入金する手間を省くことができます。
2 お申し込みや設定変更はWEB上で完了
投信積立銀行引落サービスのお申し込みや設定の変更はWEB上で行うことができます。書類の郵送などの手間がありませんので手軽にご利用いただけます。
3 銀行からの引落日を選べる
投信積立代金の引落日は、毎月14日または27日(休業日の場合は翌営業日)のどちらかをお選びいただけます。
4 金融機関は都銀・地銀・信金など合わせて222行から選べる
引落にご利用可能な金融機関は、都市銀行5行を含め、地方銀行、信用金庫など合わせて222行(2012/11/1時点)の中からお選びいただけます。
もちろん多くのお客様にご利用いただいている住信SBIネット銀行も可能です。
5 1ヶ月間のすべての積立設定分が買付対象
引落代金による買付の対象となる積立設定日は、特定の日に限定されません。1ヶ月内に設定されているすべての投信積立が買付対象となります。(積立買付設定可能日は、毎月1日から27日および月末です。)
サービス概要
銀行口座からの引落日 毎月14日または毎月27日(休日の場合は翌営業日) 証券総合口座への入金日 引落日が14日の場合:当月末
引落日が27日の場合:翌月15日(休日の場合は前営業日)
引落請求日
(引落金額の確定日)引落日の10営業日前 収納代行業者 ベリトランス株式会社 (ベリトランス株式会社のWEBサイト)
株式会社アプラス (株式会社アプラスのWEBサイト)
※収納代行業者は、当社に代わり、お客様指定の銀行口座から投信積立代金の引落を行います。
ご利用可能金融機関 ※ゆうちょ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行はご利用になれません。
※当サービスをお申し込みの際、またお申し込み後に設定を変更される場合には、お申し込みや変更のタイミングによって、サービス開始や変更内容の反映までに一定期間を要する場合がございますのでご注意ください。また、設定変更や停止のタイミングによって、反映されるまでの期間が異なりますのでご注意ください。
※当サービスの解約手続きはご用意しておりません。当サービスの停止をご希望の場合は、「利用停止」のお手続きをお願いいたします。
※引落請求日の午前0時~午前6時頃までの間は、設定変更や停止のお手続きがいただけませんのでご注意ください。
以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋
ちなみに、SBI証券において積立に対応している投資信託は、どれも円建の商品になっています。
なお、SBI証券において積立に対応している投資信託は、今のところ全部で1158本あります(2012年11月1日現在)。
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