2019.11.12 Last Update!
楽天証券のユーザーは、現物株取引においてSOR注文サービスを利用することが可能です。
「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する形態の注文です。
楽天証券のユーザーがSOR注文を使うと、東京証券取引所、「チャイエックス・ジャパンPTS」、「SBIジャパンネクストPTS」の3市場で提示されている気配値を監視し、原則、最良気配値を提示する市場へ自動的に注文が発注されます。
通常の注文より、SOR注文の方が株を安く買える可能性が高いわけです。
さて、ここからが今日の本題なのですが、2020年1月20日から、このSOR注文が信用取引でも利用可能になる予定です。
楽天証券がPTSにおける信用取引に2020年1月20日から対応するので、SOR注文が現物取引だけでなく信用取引でも使用可能になるのです。
楽天証券は制度信用取引も一般信用取引も、両方ともPTSに対応させる予定です。
また、「マーケットスピード II 、マーケットスピード for Mac、iSPEED、ウェブページ」がPTSの信用取引に対応します。
ところで、現在、楽天証券の現物株取引はPTSに対応しているおかげで、平日の夜間にPTSで株取引を行うことが可能です。
しかし、2020年から開始するPTSの信用取引が、夜間取引に対応しているかは今のところ説明がありません。詳細が分かったら、また当サイトの記事の中で報告する予定です。
【2019年11月15日さらに追記 : 楽天証券から追加の発表があり、夜間取引(17:00~23:59)では信用取引はできないことが判明しました。】
▼2019年11月12日追記 : 以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
【重要:必ずお読み下さい】PTS信用取引開始等に伴う各種書面等の閲覧のお願い
2019年11月12日
2020年1月20日(月)から、国内株式の信用取引において、私設取引システムの「チャイエックス・ジャパンPTS(以下、Chi-X)」と「SBIジャパンネクストPTS(以下、JNX)」での信用取引を開始いたします。
~~中略~~
PTS信用取引に対応している取引チャネルは、ウェブページ、マーケットスピード II 、マーケットスピード for Mac、iSPEEDです。マーケットスピードは対象外ですが、書面のご確認・ご承諾いただけます。
~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~
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