株主優待を得ることで株取引の手数料が割引される証券会社【まとめ】

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株主優待を得ることで、株取引の手数料が割引される証券会社をまとめました↓

▼株主優待を得ることで、株取引の手数料が割引されるオンライン証券会社の一覧

  1. GMOクリック証券 – 親会社であるGMOクリックホールディングスの株を保有して株主優待を得た個人投資家は、GMOクリック証券における株取引の手数料が3000円以上キャッシュバックとなる。GMOクリックホールディングス株の保有株数に応じて、キャッシュバックの金額は変わる
  2. auカブコム証券(旧カブドットコム証券)auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株を保有して株主優待を得た個人投資家は、現物株取引の手数料が0.5%以上割引となる。割引率は、保有株式の数量と保有期間によって変わる
  3. マネックス証券 – 親会社であるマネックスグループの株を1000株以上保有して株主優待を得た個人投資家は、マネックス証券における現物株取引の売買手数料が割引となる。割引された手数料はキャッシュバックとなるが、キャッシュバックには上限があるので注意が必要

■番外・・・楽天証券 – 楽天証券の親会社である楽天株式会社の株を2015年12月25日(権利付最終日)取引時間終了時点で保有していると株主優待を得ることができる。株主優待を得た個人投資家は、windowsのパソコン用のトレーディングソフトであるマーケットスピードの利用料が1年間無料となる。

 (※これらの株主優待を得るには信用取引ではなく、現物株取引で株を買い付けて保有する必要があります)

▼株主優待による手数料割引の詳細 【ネット証券各社】

▼GMOクリック証券編

GMOクリック証券のユーザーがGMOクリックホールディングスの株を保有して得ることができる株主優待の詳細については、下記リンク先をご覧ください。

GMOクリックホールディングス – 株主優待

 GMOクリックホールディングスの株主優待について、まとめるとこうなります↓

株主優待の概要

6月末か12月末に株を保有していて、株主優待を得た個人投資家は、株などの売買手数料がキャッシュバックされる。

(キャッシュバックの金額は、保有株数に応じて最大10,000円)

株主優待のメリット

現物株取引信用取引日経225先物取引のいずれもキャッシュバックの対象となっている。

買い注文も売り注文も、手数料キャッシュバックの対象である。

ずっとGMOクリックホールディングスの株を保有し続けたと仮定すると、今のところ、半年に一回のペースで、キャッシュバックの権利が得られる

キャッシュバック金額
所有株式数
最大キャッシュバック金額
100株以上300株未満
3,000円
300株以上500株未満
5,000円
500株以上1,000株未満
7,000円
1,000株以上
10,000円
その他 おまけでレトルト食品がもらえることがある

▼auカブコム証券(旧カブドットコム証券)編

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のユーザーがauカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株を、100株以上保有して得ることができる株主優待の詳細については、下記リンク先をご覧ください。

株主優待 |株式情報|企業・IR情報|株のことならネット証券会社【カブドットコム】

■auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株主優待のメリット → 毎月25日時点の保有株数・保有期間をもって翌月の現物株式の取引手数料の割引が行われます。つまり、3月末や9月末まで割引が適用されるのを待たなくても、株を買った日から次の25日まで我慢すればよいわけです。また、この株主優待割引は、その他の手数料割引制度と併用できます。

なお、手数料の割引率については、上記リンク先のauカブコム証券(旧カブドットコム証券)のウェブサイトをご覧ください。

■auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株主優待の注意点 – 現物株取引しか割引の対象になりません。信用取引や日経225先物取引手数料は、株主優待の権利を得ても割引にならないので注意が必要です。

▼マネックス証券編

マネックス証券のユーザーがマネックスグループの株を保有して得ることができる株主優待の詳細については、下記リンク先をご覧ください。

株主還元・配当 | マネックスグループ株式会社

▼マネックスグループの株主優待には、注意点があるのでご覧ください

注意点1 マネックスグループの株主優待を得るには、3月末か9月末に、1,000株以上の株式の保有が必要
注意点2

基本的に日本株の現物株取引が手数料割引キャッシュバックの対象となる。

以下の取引は、キャッシュバックの対象外なので注意が必要。

NISA口座での取引。

国内株(信用取引)、国内株(立会外分売)、外国株(米国株・中国株)、ETF(国内ETF・海外ETF)、貸株サービス、教育資金贈与サポート、投資信託、外貨建MMF、債券、先物・オプション取引、FX(為替証拠金取引)、マネックス・ゴールド、及びくりっく株365の取引

注意点3

キャッシュバックの金額は、下記のように上限があるので注意が必要

基準日における保有株数 キャッシュバック額
物株式の売買手数料(注2)
に乗じる率
上限額(半期)
 ~999
1,000~1,999 0.5% 1万円
2,000~19,999 2.0% 2万円
20,000~ 10.0% 3万円

▼株主優待の情報をまとめた筆者の感想

株主優待で受ける恩恵としては、GMOクリック証券のユーザーがGMOクリックホールディングスの株を保有することでもらえる株主優待が一番お得感があるように感じました。今のところ、半年に一回のペースで株主優待の権利が得られるのが長所です。

それと比べると、マネックス証券のユーザーがマネックスグループの株を保有して手数料の割引特典を得るのは、「1000株以上の保有が必要」というルールがあるので、なかなか縛りがきついなと感じています。

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  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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