東証「Arrowhead2」導入で、株の気配値が10本に増加

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2015年9月24日に、東証の株取引売買システムであるarrowheadのリニューアルが行われる予定です。(通称がArrowhead2になる予定)

arrowheadのリニューアルに伴い、9月24日からTOPIX100構成銘柄呼び値(よびね)が変更されます。

また、同日より株式の板(気配値)の表示が8本から10本へと拡張される予定です。

以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~

東証arrowheadのリニューアルについて(9/24~)

2015年9月24日(木)(予定)より、東証の売買システムであるarrowheadのリニューアルが行われます。それに伴い、TOPIX100構成銘柄の呼値単位の変更や、株式の気配表示が現在表示の8本から10本へと拡張する対応等を予定しております。

このたびのリニューアルによる主な変更点を予めご確認いただきますようお願いいたします。当社の詳細な対応内容やご注意事項については改めてお知らせいたします。

 ■TOPIX100構成銘柄とは?

 TOPIX100とは、東証一部上場銘柄の中でも時価総額および流動性の高い大型株100銘柄で構成される株価指数です。なお、その時々の市場実勢をより適切に反映させるため、年1回、構成銘柄の見直しが行われています。最新の構成銘柄は東京証券取引所のホームページをご覧ください。

2015年8月25日時点の構成銘柄はこちら

▼TOPIX100構成銘柄の呼値単位の変更について

TOPIX100構成銘柄の呼値単位が以下の通り変更になります。

1株あたりの取引価格
呼値単位
2015年9月18日(金)まで 2015年9月24日(木)以降
1,000円以下
0.1円
0.1円
1,000円超 3,000円以下
0.5円
0.5円
3,000円超 5,000円以下
0.5円
1円
5,000円超 10,000円以下
1円
1円
10,000円超 30,000円以下
5円
5円
30,000円超 50,000円以下
5円
10円
50,000円超 100,000円以下
10円
10円
100,000円超 300,000円以下
50円
50円
300,000円超 500,000円以下
50円
100円
500,000円超 1,000,000円以下
100円
100円
1,000,000円超 3,000,000円以下
500円
500円
3,000,000円超 5,000,000円以下
500円
1,000円
5,000,000円超 10,000,000円以下
1,000円
1,000円
10,000,000円超 30,000,000円以下
5,000円
5,000円
30,000,000円超 50,000,000円以下
5,000円
10,000円
50,000,000円超~
10,000円
10,000円

 ~~中略~~

▼気配本数の変更について

当社では、全てのお取引チャネルにおける「Over/Under」表示がある板画面について、気配表示が上下8本の箇所は上下10本に拡張いたします。5本気配での配信箇所、ならびに全板サービスにつきましては変更ございません。

■対応画面

メインサイト 株価画面、注文入力、注文確認
HYPER SBI 八本気配、八本気配(複数)、気配値(特大)
スマートフォンサイト 株価(気配値)、注文入力(板指定)
HYPER 株アプリ 気配値(板)、気配値(板)ワイド、板注文
MOBILE SBI 株価情報(気配)
バックアップサイト 取引/株価照会(気配値)

~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~

なお、2015年8月27日時点において、オンライン証券会社の中で、10本の気配値表示に対応すると発表している証券会社は下記の3社です※

 ※当サイトの管理人が個人的に調べたものです。他にも対応を発表している証券会社があるかもしれません。

▼参考リンク

arrowheadのリニューアルの稼働予定日の決定について – 東京証券取引所ウェブサイト

▼関連記事

東証の新売買システム「アローヘッド (arrowhead)」とは

SBI証券にて特定口座で、外国株式が取引可能に 【米国を含む9ヶ国】

SBI証券、「無期限 一般信用売」「短期信用」「日計り信用」などを導入予定【2015年】

SBI証券、一般信用取引に短期(5日)売りを追加

SBI証券、全ての気配値情報が閲覧できる「全板」サービス開始

SBI証券と住信SBIネット銀行における「外貨入出金サービス」の解説

SBI証券、「チャート形状銘柄検索ツール」の提供を開始

SBI証券の口座開設の手続きがネット上で完結できるようになりました【電子化】

記事下

▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする