マネックス証券では最大20年の株価チャートやATRの指標を見ることができる

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2020年8月からマネックス証券の証券取引口座において、株価チャートの分析期間が10年から最大20年に拡張されています。

また、株価チャートの指標にATR(アベレージトゥルーレンジ)が追加されています。

▼20年間の表示ができる株価チャートについて

私はマネックス証券の口座を開設しているので、口座にログインして20年チャートを表示してみました。下の画像はソフトバンクグループの20年チャートです↓

20年チャートの何が良いかというと、2008年9月以降のリーマン・ショックのときの株価の動きが見られることです。

当時、どんな悲惨な株価の暴落が起こったか、チャートが表示できるおかげで分かりやすく理解できるわけです。リーマンショック時の値動きは、今後、金融危機が起こった際に参考になるはずです。

ちなみに、上のチャートを見ると、ソフトバンクはリーマンショック後の2008年10月に最安値318円をつけていますね。ボーダフォン社を買収する際に莫大な借金をしたソフトバンクですが、そのせいで当時は「借金が返せず倒産するのでは」という噂が立っており、株価が急落していました。

倒産の噂で思い出すが、オリックス株です。リーマンショック前後で株価が急落したせいで、オリックスですら倒産の噂がありました。当時、私は「オリックスレベルの優良企業でも倒産の噂が流れる時代になったのか・・・」と感じたものです。

信用不安に陥った株式市場の影響を受け、リーマンブラザーズ破綻の後、オリックス株は2009年2月に170円の安値をつけています。マネックス証券のウェブサイトから抜粋したオリックスの株価チャートです↓

しかし、オリックスはリーマンショック当時ですら黒字決算をたたき出しました。結果的にいうと、倒産の噂はデマだったわけです。オリックスは黒字だったため、2009年8月には700円を超えるまでに株価が回復しています。

▼ATR(アベレージトゥルーレンジ)について

「相場の変動率」を解析する指標(計算式)が「ATR(アベレージトゥルーレンジ)」です。 相場の変動が大きい傾向なのか小さい傾向なのかを分析するのに使われます。

下の画像はマネックス証券のウェブサイトから抜粋したものです。ソフトバンクの6ヶ月間の株価チャートにて、ATRを表示しています。画像下部の青い線グラフがATRです↓

↑これは今年の株価チャートなのですが、コロナショックにより、3月から4月にかけて相場の変動が大きかったので、やはりATRの数値もこの時期に急騰していますね。

以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~

テクニカル新指標追加&チャートの期間に20年を追加

配信日:2020年8月4日

マネックス証券の投資情報のテクニカルチャートに「ATR(アベレージトゥルーレンジ)」を、チャートの期間に20年を追加いたしました。ますます充実したマネックス証券の投資情報をぜひご参照ください。

テクニカルチャートに新指標と期間軸を追加

マネックス証券にログインしてMY PAGE > 投資情報 とお進みいただき、参照したいインデックス・個別銘柄のチャートの指標をクリックするとそれぞれの指標を、分析チャートの期間で20年をご覧いただけます。

チャートにATR(アベレージトゥルーレンジ)を追加

ATRが上昇することでボラティリティが高い、ATRが下降することでボラティリティが低いと判断します。株価が上昇トレンド、下降トレンドそれぞれの局面における勢いの強さを判断するのに有効です。

(出所)マネックス証券ウェブサイト

チャートの分析期間を10年から最大20年まで拡張

チャート期間に20年を追加しました。これまで確認することができなかった10年以上前のイベント時等の株価推移や、長期の株価サイクルをご確認いただけます。長期のトレンド分析等にぜひご活用ください。

(出所)マネックス証券ウェブサイト

~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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