楽天証券にはマーケットスピードという株取引と日経225先物取引に対応したトレーディングツールがあります。
マーケットスピードはジェイコム20億男B・N・F氏が愛用しているトレーディングソフトとして有名です。
また、資産100億円トレーダーのcis氏もマーケットスピードを利用しています。
さて、楽天証券がトレーディングツールマーケットスピードの最新版であるバージョン12.6を、2014年6月28日にリリースすると発表しました。
今回のバージョンアップでは、東証における「呼値の単位の段階的な適正化」(小数値株価:7月22日実施)に対応するほか、歩み値の取得機能が改善されます。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
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マーケットスピード バージョン12.6(6月28日リリース)~株価小数値表示対応~
弊社のトレーディングツール「マーケットスピード」を、2014年6月28日(土)夕方頃(予定)にバージョンアップいたします。 今回のバージョンアップでは、東証における「呼値の単位の段階的な適正化」(小数値株価(※):7月22日(火)予定)に対応するほか、歩み値の取得機能を改善いたしました。
本対応に伴い、マーケットスピードおよびiSPEEDの過去バージョンのサポートを終了する予定です。
7月14日(月)以降は旧バージョン(Ver12.3、12.4、12.50、12.51)をご利用いただけなくなります。
サポート終了の詳細は下記のお知らせをご確認ください。
【重要】株価小数値表示対応に伴うマーケットスピード及びiSPEED過去バージョンサポート終了のお知らせ
【重要】マーケットスピード最新バージョン自動ダウンロードのお知らせ
※小数値株価・・・小数点第1位まで株価を表示
▼東証における「呼値の単位の段階的な適正化」(小数値株価:7月22日(火)予定)
7月22日(火)から、東証は「TOPIX100」構成銘柄の呼値の単位を縮小いたします。
それに伴いマーケットスピードVer12.6より株価の小数値表示に対応いたします。「TOPIX100」構成銘柄にかかる注文の場合、小数点を含む価格での発注が可能です。
また、各銘柄の呼値を注文画面に表示でき、呼値の刻みをご確認いただけます。
▼歩み値の取得機能改善
マーケットスピードVer12.6から、歩み値を取得できる本数が変更できるようになりました。
従来、歩み値の数量が多い銘柄の場合、データの取込みに時間がかかり、表示速度が遅くなるケースがございました。
今回の改善により、お客様がお使いのパソコンの仕様にあった歩み値の表示本数を選択していただけます。
環境設定にて「1000」、「2000」、「5000」、「無制限」の4種類からお選びいただけます。
デフォルト設定では1000本の表示となっております。
~~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~~
さて、当サイトでは、過去に「東証、2014年7月に一部の銘柄で「株価10銭刻み」を導入」という記事を配信したことがあります。
「東京証券取引所が、株価の刻み幅(呼値)を縮小するスケジュールを発表し、2014年7月には現在1円の最小単位が、10銭や50銭に変わる銘柄が出てくる」という旨の記事でした。
2014年6月28日にリリースされるマーケットスピードの最新版は、この呼値の縮小に対応しているわけです。
なお、2014年7月22日以降の「TOPIX100構成銘柄の呼値」については、下記リンク先の松井証券のウェブサイトに載っている表がわかりやすいです。
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