2008年に当サイトで「資産50億円トレーダーcis氏はマーケットスピードを使っている」という記事を配信したことがあります。
2008年に、SBIマネーワールド主催の座談会で、cis氏はマーケットスピードについて、下記のように語っていました。
■cis氏はPCを何台ぐらい使って、どういう画面構成でトレーディングをしているのか?
ひとつトレード部屋っていう10畳ぐらいのを作っている。そこにあるのはパソコンが3台と、モニターが7枚。しかし、今はひとつのパソコンはつけていない。画面は5枚とパソコン2台でやっている。
1台のパソコンは、モニターが1枚。それには日経先物と新興市場のマザーズ指数のチャートをずっと表示させて、先物とマザーズ指数と為替を表示させてあるだけ。
あとのもう1台のPCは4画面あって、楽天証券の「マーケットスピード」とかを起動させてあって、その1台がいわゆるメイン、メインというか、その1台でやっているようなもの。
そして、2009年の座談会で、cis氏はマーケットスピードについて下記のように語っています。以下、「cis座談会第2弾 第2回」からの抜粋です。
Aさん: 画面に常に出している情報は何ですか。
cis: 楽天証券のマーケットスピードの「ザラ場2」で30銘柄ずつを2つのモニタで、個別銘柄を1つのモニターで、合計61銘柄ぐらいを見ています。一銘柄につき、売りと買いの板が3つと現在値が表示されているのを見てます。
Eさん: チャートは?
cis: チャートは見てないですね。チャートがでると画面に幅取ってしまうので。チャート自体は大体頭に入っているんで。
Eさん: 頭の中で分足が描けているっていうことですか? 注文出す時も5分足を見ないで出している?
cis: 分足は見ないですね。描けているというか、直前の値動きはもう承知の上という感じなので。
Bさん: 60銘柄全部を毎日見ている?
cis: そうですね、ボーッと見ているのは大体300~400銘柄ぐらいなんですけど、その中から売買する可能性が高いのは60銘柄くらいで。少し入れ替えたりするんですが。
Aさん: 5分足を見てなければ、陰線になったとかは全部頭の中で判断してらっしゃる?
cis: 陰線がどうとかではなく、寄り付きの値段に対してどうか、という感じです。
ジェイコム男BNF氏は、以前に雑誌の取材で「マーケットスピードで600~700銘柄を監視している」と述べたことがあります。cis氏はマーケットスピードで300~400銘柄を観察し、よく見ているのは60銘柄程度ということです。
ちなみに、BNF氏はマーケットスピードを使って楽天証券で取引を行っています。cis氏はマーケットスピードで個別銘柄の板情報を見ていますが、株取引の発注はSBI証券で行っています。
なお、「cis座談会第2弾 第2回」では、cis氏がマーケットスピードの他にも、チャートに対する考え方などについて述べています。興味がある方はSBIマネーワールドにユーザー登録して読んで見て下さい。
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