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2006年02月21日

カブドットコム証券が新システムを導入 - 株価情報をシリコンメモリに格納して高速化

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2月21日、ネット専業証券のカブドットコム証券は、株価情報データベース(DB)をHDDからシリコンメモリに切り替えた新情報系システムを導入したと発表しました。ハードディスクドライブ・システムと比べ約20倍の高速化と約25%の負荷軽減ができたということです。

システムの安定化の施策の一環ということで、ユーザーの立場としては歓迎ですね。

カブドットコム証券は、21日の朝、このニュースリリースを流したのですが、21日の株価は前日比+40,000円(+16.67%)の280,000円となりストップ高でした。

このリリースも支援材料になったのでしょうが、日経平均株価が457円の大幅高だったので、それにつられて上昇したというのが本当のところでしょうね。

■以下、カブドットコム証券のウェブサイトからの抜粋です。

2006年2月21日

当社情報系新システムの導入について
〜 国内証券初となるメモリデータベース技術をオンライン業務に採用 〜

カブドットコム証券株式会社は、当社のアプリケーションを管理しているアプリケーションサーバ全台に次世代のシステム高速化技術であるメモリデータベースシステム(メモリDB)を新規に導入しました。株式会社シアンス・アール(本社:東京都港区、代表取締役社長:平岡秀一)が販売するメモリRDBMS(メモリ・リレーショナル・データベース・マネジメントシステム)「Kairos(カイロス)」をオンラインシステムに国内証券で初めて導入し、株価情報のデータ取得に関し、従来のRDBMS(リレーショナル・データベース・マネジメントシステム)と比較し、約20倍の高速化および約25%の負荷軽減を実現し、稼動を開始いたしました。今回の新システム導入により、さらなる活況が予想される中、今まで以上に安定した取引環境を提供することが可能となります。

→ システム概要

■今回の新システムの主なポイント

・ 当社の全てのアプリケーションサーバに、情報系データベースとしてメモリDBを搭載。時価情報データベースサーバおよびアプリケーションサーバの増強コストは従来比1億円相当の削減。平成17年10月〜12月に、Meネット証券株式会社との合併事前準備としての設備増強を行いながらも、ROIの観点で1約定あたりのシステムコストが116円と、前年同四半期比20円減を実現(平成18年3月期第3四半期。平成17年3月期第3四半期は1約定あたり136円)。
・ 「カブボード R 」、「個別銘柄詳細(四季報)」等の、銘柄情報、時価情報を従来のデータベースからメモリアクセスに変更する事により、従来と比較し約20倍の高速化および約25%の負荷軽減を実現。
※メモリの転送速度は、磁気ディスク装置の数百倍あり、非常に高速。但し、従来のデータベースも磁気ディスク装置を使用するものの、メモリ上のキャッシュ(一時保存)があるため、20倍程度の速度差となっている。
・ 今後、リアル時価とお客様の資産をより高度なシステム連携を行い、これまで以上のリスク管理が可能なお取引支援サービスを実現する予定。

■メモリDBを利用したコストメリット
従来型のデータベースは、データを一元管理し、アクセスが集中する部分である事、また大型機が中心である事から、設備増強のタイミングと投資金額の見積もりが非常に難しいものです。また、銘柄情報はお客様特有の情報ではない事から、分散配置する事が可能ではあるものの、アプリケーションサーバにデータベースシステムを搭載する事は、結果的にアプリケーションサーバ全体のCPU負荷を増やしてしまい、現実的ではありませんでした。今回導入したメモリDB「Kairos(カイロス)」は、非常に軽量であり、ディスクアクセスを必要とせず、アプリケーションサーバに搭載しても、CPU利用率に与える影響は殆どありませんでした。また、メモリDBは、データベースアクセス方法としてSQLという標準言語でのアクセスが可能となっており、当社におけるアプリケーションの書き換えは一切不要で、非常に低コストで移行できました。



■オンライン業務におけるメモリDBの利用を現実的なものにした当社カスタマイズ
メモリDBは、数年前より海外でも製品そのものは存在しておりました。速度においては充分であるものの、ユーザが要求する高度なアクセス方法に応えられない状況であり、社内システムの一部の遅い処理を高速化するために使われるバッチ処理高速化の事例が殆どでした。そこで当社は「Kairos(カイロス)」の導入にあたり、オンライン業務、しかも複雑なSQLなど高度な要求に応えられるよう、下記のようなカスタマイズ要求を行い、最新バージョンの「Kairos(カイロス)」にて、全ての要求仕様を満たすこととなりました。
・ MicrosoftR のデータアクセスの標準である ActiveXR Data Object(ADO)経由でアクセス可能である事
・ 複数の階層になっている表(テーブル)を組み合わせた上での更新/参照
・ データベース起動時における、データ初期化(外部データベースからのマスタ情報取り込み)の完全同期

■リスク管理追及型サービス拡充の検討について
オンライン業務でリアルタイムに利用可能となったメモリDBを駆使する事で、これまでの単純なリアルタイム株価および騰落率等の情報提供を更に一歩進め、例えば、預かり資産のリスク分析結果をリアルタイムで提供する事が可能となります。これに当社の得意分野である自動通知サービスや銀行とのサービス連携に生かし、さらなるリスク管理に役立つサービスを提供できるように、次期サービスの開発準備を行っております。

■独自のシステム開発力でお客様の投資成績の向上に貢献する証券会社を目指す。
当社は、手数料等の安さはもちろん、独自のシステム開発力を駆使し、個人投資家のさらなる利便性・効率性を手助けするリスク管理追求型サービスを拡充させ、お客様の投資成績の向上に貢献する証券会社を目指し続けます。またそれは、投資家層の拡大やマーケットの健全な発展などにも繋がり、ひいてはそれがカブドットコム証券の企業としての発展にも繋がるものと確信しています。

※ Microsoft、ActiveXは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。



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posted by 兜達也(かぶと たつや) at 20:10 | Comment(0) | ネット証券ニュース>カブドットコム証券
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