- この記事を最初に配信した日 = 2014年8月12日
- この記事を最後に更新した日 = 2016年8月15日
▼ 2016年8月15日に追記
岡三オンラインが「岡三ネットトレーダー for iPad」のサービスを、2016年12月に終了させる予定であると発表しました。
これにより、2016年末には、岡三オンラインにはiPad向けの株取引アプリは存在しなくなる予定です。
しかし、岡三オンラインは2016年8月に、「岡三ネットトレーダー WEB2」というブラウザで利用できる新しい株取引ツールを提供開始しました。この「岡三ネットトレーダー WEB2」が2016年8月下旬にタブレットに対応する予定です。
詳細については、下記リンク先の岡三オンラインの発表文をご覧ください。
岡三オンラインのユーザーでiPadを持っている人は、2016年8月下旬以降に、「岡三ネットトレーダー WEB2」にてiPadによる株取引が行えることになります。
▲追記ここまで
▼以下、2014年8月12日に当サイトに投稿した記事です
岡三オンラインには岡三ネットトレーダースマホというiPhone向け日本株取引専用アプリがあります。
2014年8月8日、この岡三ネットトレーダースマホのiPad版である「岡三ネットトレーダー for iPad」がリリースされました。
iPhoneに比べるとiPadは画面が大きく画面の解像度も高いのですが、「岡三ネットトレーダー for iPad」はその画面の大きさに対応したアプリとなっています。
この記事では、私が「岡三ネットトレーダー for iPad」を使った感想を、読者のみなさんにお伝えします。
iPad 向け日本株取引専用高機能アプリ「岡三ネットトレーダー for iPad」提供開始のお知らせ【PDF】 – 岡三オンラインのプレスリリース
さて、私は岡三オンラインの口座と、下記の二種類のiPadを持っているので、両方に「岡三ネットトレーダー for iPad」をインストールして使ってみました。
「岡三ネットトレーダー for iPad」は、日本株の取引を行うことができます。リアルタイムの株価自動更新機能が備わっています。このアプリはiPadでもiPad miniでもどちらでも利用可能です。
また、自動更新の株価チャート、企業情報をはじめ、株主優待情報などを見ることができます。ロイターニュースや時事通信社が提供するニュースを読むことも可能です。
「岡三ネットトレーダー for iPad」の利用料は無料となっています。
岡三ネットトレーダー for iPadの長所と短所
▼岡三ネットトレーダー for iPadの長所
- リアルタイムで自動更新される板情報(気配値)を見ることが可能
- ロイターニュースや時事通信社が提供するニュースを読むことが可能
- 国内指標や海外指標、為替などのマーケット情報の種類が充実している
- 個別銘柄のランキング情報が充実している。テクニカル系のランキングだけでなく、ファンダメンタル系のランキングを見ることもできる
- 板発注機能がある。岡三ネットトレーダースマホに備わっているダブルタップ注文機能がこのアプリでも使える
▼岡三ネットトレーダー for iPadの短所
▼岡三ネットトレーダー for iPadを使った感想
岡三ネットトレーダースマホと同じく、「投資情報収集ツールとしては優秀だが、操作に慣れが必要」という印象です。
パソコン用のトレーディングツール並に多くのマーケット情報やランキング情報を見ることができるのですが、その分、画面の構成が複雑になっており、画面の遷移も分かりにくくなっています。
フリックはもちろん、スワイプやダブルタップを使わないと、なかなか目的の画面にたどり着けません。
ただし、画面が大きい分、iPhone用の岡三ネットトレーダースマホより操作性はよいです。
また、板発注機能があるのは良いのですが、逆指値注文などの特殊注文が使えないのは少し残念です。
岡三ネットトレーダー for iPadは、ところどころに短所もありますが、リアルタイムの株価自動更新機能があり、ニュースやマーケット情報を閲覧する機能はかなり充実しています。操作に慣れれば、株式投資情報を収集するためのツールとしては重宝しそうです。
▼岡三ネットトレーダー for iPadの利用画面
まず、岡三ネットトレーダー for iPadのアプリを起動し、ログインすると、下記の画面が表示されます。
↓画像は全てクリックで拡大可能
最初にチュートリアル(操作説明)画面が表示されるので、これは順を追って読んだ方がいいでしょう。ちなみに、この操作説明ですが、読み終わっても、後で見ようと思ったら、何回でも見直すことが可能です。
↓画面左側に表示されている銘柄名をタップすると、銘柄の詳細が表示されます。
↓縦画面表示だと画面が4分割されていますが、4つのどれかに、右側の小さいアイコンをドラッグ アンド ドロップすると、表示したい画面が追加されます
↓チュートリアルの内容に興味がある方は、画像をクリックして拡大してください
↓横画面表示にすると、株価チャートを並べて表示できます
↓銘柄をダブルタップすると注文画面を表示できます
↓注文画面を開いている状態です
↑ここまでがチュートリアル(操作説明)からの抜粋です。操作説明が付いているのはありがたい。 余談ですが、iPhone用の株取引アプリである岡三ネットトレーダースマホにも、操作説明が付いていればよかったのにと思います。
↓岡三ネットトレーダースマホに備わっているダブルタップ注文機能がこのアプリでも使えます
↑ちなみに、かなり見づらいですが画面の左上の方に黒い「→」ボタンがあります。この矢印ボタンをタップすると、リスト表示の画面を開けます
以上が筆者による「岡三ネットトレーダー for iPad」の解説です。
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