楽天証券、「iSPEED for iPhone」をバージョンアップ、アプリ内で株式注文が可能に

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楽天証券にはiSPEED for iPhoneというiPhone向けの株式トレーディングツールがあります。

6月27日、「iSPEED for iPhone」の最新バージョンであるVer2.0がリリースされました。

iSPEED for iPhone Ver2.0の詳細 – iTunes store

ver1.0のときの「iSPEED for iPhone」だと、操作をしている途中で、楽天証券のwebに飛ばされることがありました。(iSPEED for iPhoneだけ動作が完結せずsafariに飛ばされることがあったのです)。

具体的にいうと、株式の発注をしようとするとブラウザ(safari)に飛んで、そこから注文しないといけませんでした。これが『iSPEED for iPhone Ver2.0』では、アプリだけで株式を直接注文できるようになりました。

また『iSPEED for iPhone Ver2.0』では、株式取引において、通常注文だけでなく逆指値注文逆指値付通常注文にも対応しています。

さらに、楽天証券のPC用トレーディング・ツール『マーケットスピード』に搭載されている『総合サマリー』や『保有銘柄一覧』などの機能をが、本アプリにも搭載されました。保有銘柄の時価評価額や信用取引の維持率など、ユーザーの資産管理に必要な数値をリアルタイムで見ることができます。

また、ロイター速報ニュースや各種チャートを閲覧できます。

以下、楽天証券のニュースリリースからの抜粋です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

iSPEEDforiPhoneVer2top.jpg

アプリ内注文機能と資産・口座管理機能を備えてバージョンアップ!
『iSPEED for iPhone Ver2.0』リリースのお知らせ

 楽天証券株式会社(代表取締役社長:楠雄治、本社:東京都品川区)は、2011年6月27日(月)にアップル社が提供する『iPhone』専用のトレーディング・ツール『iSPEED for iPhone Ver2.0』の提供を開始いたしました。

 今回のバージョンでは、お客様からのご要望が多かった日本株式のアプリ内での発注機能を現物取引と信用取引の双方で対応するほか、お客様の預かり資産残高や信用取引の余力管理など、資産管理機能を拡充いたしました。

 楽天証券では、日本を代表するIT企業である楽天グループの開発ノウハウを活かし、お客様の視点にたったツールの開発に取り組んでおります。今後もこれらノウハウをさらにスマートフォンアプリに注入し、『iPad』や『Android』にも、最新の機能を搭載したアプリを展開してまいります。

■サービスおよびアプリ概要

【ダウンロード開始日】
2011年6月27日(月)

【対応機種】
Apple社製『iPhone』『iPod』『iPad』シリーズ、対象OS『iOS4.0』以上

【今回追加される機能】

1.国内株式(現物取引・信用取引)をアプリ上から注文可能に
本アプリから、現物取引や信用取引の注文が直接行えるため、各銘柄の詳細画面からも直接注文ができるなど、投資情報と注文の連携がスムーズになります。また通常注文だけでなく、逆指値注文や逆指値付通常注文にも対応しています。

2.保有資産のリアルタイム表示
弊社PC用トレーディング・ツール『マーケットスピード』に搭載している『総合サマリー』や『保有銘柄一覧』などの機能を本アプリにも搭載いたしました。保有銘柄の時価評価額や信用取引の維持率など、お客様の資産管理に必要な数値がリアルタイムでご覧になれます。

~~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~~

iPhone向けトレーディングツールを実際に使用しての感想

私は下記の四つのAPPを、iPhone4にインストールして使ったことがあります。

  1. 松井証券株touch
  2. マネックス証券マネックストレーダー スマートフォン
  3. 楽天証券iSPEED for iPhone Ver2.0
  4. SBI証券SBI株取引 for iPhone

また、マネックス証券マネックストレーダー スマートフォン Android版をS31Tにインストールして使ったことがあります。

私の主観では、一番出来がいいのは松井証券、次がマネックス証券。三番目が楽天証券で、最後がSBI証券です。

まず、「SBI株取引for iPhone」と「iSPEED for iPhone」は株価更新がリアルタイムでないのが残念です。最短で5秒ごとの自動更新となっています。

「株touch」・「マネックストレーダー スマートフォン」 は、株価がリアルタイムの自動更新です。

操作性は「SBI株取引for iPhone」より、「iSPEED for iPhone」や「株touch」や「マネックストレーダー スマートフォン」の方がいいと感じました。

「株touch」も「マネックストレーダー スマートフォン」も軽快に動くので、私は両方とも同じくらい、操作性がいいと思っています。

ただ、「マネックストレーダー スマートフォン」は日経225先物取引ができませんが、「株touch」は日経225先物取引ができるので、総合的に見ると現時点では「株touch」が一番出来がいいのかなと思います。

といわけで、日経225先物取引をやらず株取引しかしない個人投資家は、「株touch」でも「マネックストレーダー スマートフォン」でも、好きな方が使えばいいでしょう。

なお、「マネックストレーダー スマートフォン」のいいところは、iOS版もAndroid版も両方あるところですね。「株touch」はiOS搭載の「iPhone、iPod touch、iPad」でしか利用できません。

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