ろじかぶ。のワタナベさんが、10月10日の記事でテクニカル分析について、おもしろい問題提起をされているので紹介させてもらいます。
テクニカルに関するワタナベの考え方
「テクニカル手法は有効なのか?」という問題提起なんですが、上記リンク先の記事の中でワタナベさんは、
テクニカル手法は信じない。
しかし、テクニカル手法を信じている人が多いことは信じている。
と述べています。
その上で、他の投資家がテクニカル手法を使ってどう動くかを察知することが重要だとおっしゃっています。
これに対して、私は「テクニカル手法は有用な場合もある。全てが使えないわけではない」と考えています。
例えば、ローソク足チャートにおける「出来高を伴った長い上髭」です。
私の経験則でいうとかなりの確立で株価が頂点を打ちます。
出来高は多ければ多いほどよく、上髭は長ければ長いほど下落率は高まります。
例で、いうと↓こんなのとか。
↓こんなのですが。
個人的にはテクニカル手法がばっちりはまるときは、よっぽど特徴的なチャートが出現したときだけで、特徴のないチャートを眺めていても曖昧なトレードしかできないですね。
しかし、短期トレードにはテクニカル手法を使うしかないと思っています。
ファンダメンタルズは、1日や2日じゃ普通は激変しませんからね。
「平成電電&ドリームテクノロジーズ」みたいなことが起こらないと。
よって、テクニカル手法をまったく否定するのではなく、ファンダメンタルズ手法と使い分ければよいのだと考えています。
■テクニカル手法の場合
・短期トレード
・順張り(高く買って、さらに高いところで売る)
■ファンダメンタルズ手法の場合
・長期トレード
・逆張り(安く買って、高く売る)
これが基本になると思います。
私は、株式取引を始めた当初は、ファンダメンタルズ投資による長期投資家になることを志しました。しかし、長期保有の途中でストップ高なんかが起こるとすぐ売ってしまい、挫折しました。
今は、短期トレードをやってます。自分の性格に合ったトレード方法を取り入れればいいと思っています。