村上ファンドと阪神電鉄がトップ会談 株価への影響は?

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10月11日AM11時より、村上ファンドと阪神電気鉄道がトップ会談を開催しました。
まず、13時ごろに会談の内容に関するニュースがロイターから配信されました。

阪神電気鉄道<9043.T>が伸び悩んでいる。村上氏がトップ会談後に「球団上場にこだわらない」と話したとの報道を受け、午後1時10分には前週末比46円高の1020円まで上昇したものの、前場高値1030円を更新することは出来ず、その後は1000円を割り込んで推移。利益確定売りが優勢となった。

■ホットストック:阪神が伸び悩む、村上氏の球団上場こだわらずの談話受けより
一番早いニュースでは、村上氏の阪神電鉄に対する態度がかなり柔軟な印象であり、球団上場や株式過半数取得にこだわらないように見えたため、株価も足踏みしました。
しかし、15時45分ごろに読売新聞から配信された記事によると、

一方、一連の阪神電鉄株の買い付けについて、村上氏は「ある一定の株価水準までなら、いくらでも買いたいということを阪神電鉄の経営陣に伝えてある」と述べ、3分の1超の取得について、あらかじめ阪神電鉄側に通告してあり、さらに買い増す可能性もあることを示唆した。
 さらに、「この投資は中長期的に持ちたい」と述べ、売り抜け目的ではないことを強調した。

ということで、株式買い増しに含みをもたせた形です。明日の株価への影響は大きそうです。
なお、10月11日の阪神電鉄の株価は前日比+45円(+4.62%)で、出来高は9,286,000株でした。日経平均が328円も上昇したので、+4.62%という上昇率は驚くほどのものではないですね。
■当サイトの過去ログ
■10月7日阪神電鉄の株価は横ばい 日経平均の爆下げなど関係なし
■10月5日阪神電鉄の株価が乱高下 村上ファンドに関する情報が錯綜
■10月4日阪神電鉄2日連続ストップ高 村上ファンドの株式大量保有に個人投資家が追随
■10月3日村上ファンド、阪神電鉄株を38%取得 経営に決定的影響力
■10月3日阪神電鉄ストップ高。村上ファンドの株保有、3分の1超えた?

記事下

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