ネット証券大手7社の株式売買代金と口座開設純増数の比較 2013年3月分

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当サイトでは2012年8月分から、ネット証券7社の売買代金を比較しています。各社のユーザーの株式売買代金を見れば、どこの証券会社に勢いがあるのか判断ができると思います。

以下、2013年3月分のネット証券各社の売買代金の比較です。

▼2013年3月 ネット証券各社の「月間株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て)

会社名
月間株式売買代金
現物取引信用取引
月間株式売買代金 (前年同月比)※
増減率
(前年同月比)
SBI証券

8兆9915億円

+5兆1552億円

+134.3%

楽天証券

4兆1772億円

+2兆4415億円

+140.6%

松井証券
2兆6719億円

+1兆7876億円

+202.1%

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
2兆0777億円
+1兆2605億円
+154.2%
GMOクリック証券
1兆9964億円
+1兆1408億円
+133.3%
マネックス証券
1兆9523億円
+1兆1246億円
+135.8%
岡三オンライン
1兆2349億円

+6882億円

+125.8%
合計
23兆1023億円

※2013年3月の営業日は20日で、2012年3月の営業日は21日でした。「2013年の3月」の方が営業日が少ないのですが、合計売買代金は、前年度より圧倒的に増加しています。

▼2013年3月 ネット証券各社の「一日あたり株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て)

会社名

一日あたりの株式売買代金
現物取引信用取引

一日あたりの株式売買代金
(前年同月比)
増減率
(前年同月比)
SBI証券

4495億円

+2668億円
+146.1%
楽天証券
2088億円
+1262億円
+152.7%
松井証券
1336億円
+914億円
+217.2%
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
1038億円

+649億円

+166.9%
GMOクリック証券
998億円

+590億円

+145.0%
マネックス証券
976億円

+582億円

+147.6%

岡三オンライン
617億円
+357億円
+137.1%
合計
1兆1551億円

ちなみに、ネット証券大手の新規口座開設状況(2013年3月分)の順位表も、作成しました↓

▼ネット証券4社 新規口座開設状況 2013年3月分

順位 証券会社名

証券口座純増数

証券累計口座数 店頭FX口座純増数 店頭FX累計口座数
auカブコム証券(旧カブドットコム証券) +6,538
(前月比+361)

810,069

+1,417 49,877
松井証券 +5,685
(前月比-288)

870,552

+253

70,785

GMOクリック証券

+4.127
(前月比+206)

165,817 +4715 282,424
岡三オンライン +1,320
(前月比+128)
73,878
非公開
非公開
番外 楽天証券 2012年6月からデータは非公開
非公開
非公開
非公開
番外 SBI証券

2011年8月から数値非公開

非公開
非公開
非公開
番外 マネックス証券

2011年から口座数の開示の基準が変わったため計測不能※

841,944※

※稼動口座の数値です

2011年から口座数の開示の基準が変わったため計測不能※

52,735※

※稼動口座の数値です

合計 17,670 1,920,316

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

メモ

2013年3月は、日経平均株価が11,559円から12,397円に上昇しました。また、東証マザーズ指数は573から644に急騰しました。

東証1部も新興市場も株価が好調だったため、証券会社各社の売買代金が増加しました。

また、2013年1月4日から信用取引委託証拠金の規制が緩和され、信用取引では同じ保証金を使って一日に何度でも売買できるようになったことも、市場全体の売買代金を押し上げる要因となっています。

なお、「一日あたり株式売買代金」の増加率としては松井証券が前年比+217.2%で、業界首位となっています。これは、松井証券が「1注文あたりの約定代金合計が300万円以上の場合、売買手数料と金利が無料となる一日信用取引」という、新しい信用取引サービスを2013年1月4日から開始した影響があるからです。

一日信用取引サービスにおいては、1注文あたりの約定代金合計が300万円以上の場合、売買手数料と金利が無料となります。 よって、このサービスで売買代金が増えた部分は、松井証券の業績に寄与するか不透明なところがあります。

また、ネット証券は全体的に見ると好調ですが、岡三オンラインは他の大手証券会社と比べて、売買高や口座開設純増数が伸び悩んでいます。

岡三オンラインは今年の3月に信用取引の金利を改定し、大口顧客の優遇制度を廃止したため、大口の信用取引ユーザーが減ったものと思われます。

 ▼参考記事 日経新聞電子版より抜粋

ネット証券7社の株式売買代金、7年ぶり高水準 1~3月

2013/4/3 21:20
日本経済新聞 電子版

 インターネット証券大手7社の1~3月の株式売買代金は、63兆6526億円と2012年10~12月期の約2.5倍に膨らんだ。小泉純一郎政権下で株高が進んだ06年1~3月期(66兆4162億円)以来7年ぶりの高水準。個人投資家による株式売買の活況を改めて印象づけた。

 SBI、楽天、松井、マネックス、カブドットコム、GMOクリック、岡三オンラインの大手7社を集計した。3日出そろった3月単月の売買代金は前月比9%増の23兆735億円。6カ月連続の増加で、7社とも取引が増え・・・

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  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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