ネット証券大手7社の株式売買代金と口座開設純増数の比較 2015年10月分

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当サイトでは毎月、ネット証券大手7社の売買代金を比較しています。

各社の「ユーザーの株式売買代金の月間合計額」を見れば、日本国内でどの証券会社に勢いがあるのか判断ができると思われます。

以下、2015年10月分のネット証券各社の売買代金の比較です。

▼2015年10月 ネット証券各社の「月間株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て) (国内株)

会社名
月間株式売買代金
現物取引信用取引
月間株式売買代金
(前年同月比)※
増減率
(前年同月比)
SBI証券

8兆5526億円

-8877億円

-9.4%

楽天証券

3兆3215億円

-5683億円

-14.6%

松井証券
3兆0857億円

-914億円

-2.8%

GMOクリック証券
2兆1761億円
-2042億円
-8.5%
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
2兆1105億円
-1360億円
-6.0%
マネックス証券
1兆2068億円

-2312億円

-16.0%

岡三オンライン
3498億円

-1629億円

-31.7%
合計
20兆8033億円

※2015年10月の営業日は21日で、2014年10月の営業日は22日でした。

▼2015年10月 ネット証券各社の「一日あたり株式売買代金」の比較

(億円未満切り捨て) (国内株)

会社名

一日あたりの株式売買代金
現物取引信用取引

一日あたりの株式売買代金
(前年同月比)
増減率
(前年同月比)
SBI証券

4072億円

-218億円
-5.0%
楽天証券
1581億円
-186億円
-10.5%
松井証券
1469億円
+25億円
+1.7%
GMOクリック証券
1036億円

-45億円

-4.2%

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
1005億円

-16億円

-1.5%
マネックス証券

574億円

-53億円

-8.4%
岡三オンライン
166億円
-66億円
-28.5%
合計
9906億円

ちなみに、ネット証券大手の新規口座開設状況(2015年10月分)の順位表も、作成しました↓

▼ネット証券5社 新規口座開設状況 2015年10月分

順位 証券会社名

証券口座 月間純増数

証券累計口座数 店頭FX
口座純増数
店頭FX
累計口座数
auカブコム証券(旧カブドットコム証券) +15,795

972,019

+1,502
79,341
マネックス証券

+12,560

1,597,261

+1,183

217,235

松井証券 +5,263 1,036,155

+149

77,514

GMOクリック証券

+4,156

268,774
+3,585
420,740
岡三オンライン +3,796 114,219
非公開
非公開
番外 楽天証券 2012年からデータ非公開

毎月のデータ公開は停止中。

ただし、楽天証券の2015年4月の開示情報によると180万口座を超えている

非公開
非公開
番外 SBI証券

2011年から詳細なデータは非公開

非公開。

ただし、SBI証券ウェブサイトにおける高村正人社長の2015年1月1日の挨拶によると315万口座を超えている

非公開
非公開
合計

41,570

(SBI証券と楽天証券を除いた数値)

3,988,428

(SBI証券と楽天証券を除いた数値)

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

▼メモ

2015年10月は日経平均株価が17,388円から19,083円へ上昇しました。

また、東証マザーズ指数は767から808へ小幅に上昇しました。

ちなみに、2015年10月23日に、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)が株の現物取引の手数料の値下げを発表したためか、2015年10月は、同社の口座開設数が増えています。

ただ、手数料値下げの影響もあったかと思いますが、「スイングトレード ★ 日記.」というサイトででなつさんが書いているように、郵政グループ3社の新規上場(IPO)の方が、口座開設数急増の要因としては影響力が大きかったと思われます。

▼参考記事

証券20社、最終損益改善は6社どまり 7~9月期 – 日経新聞電子版

 主要証券20社の2015年7~9月期決算が30日出そろい、野村ホールディングスなど14社で純利益が減少した。中国景気の減速懸念で株式相場が8月下旬から下落し、株や投資信託の売買が低迷。その中で短期の取引を繰り返す個人の顧客が多いネット証券は比較的堅調だ・・・

以上、日経新聞電子版からの抜粋

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  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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