2017年10月26日、マネックス証券がマネックス銘柄スカウターという新しい日本株分析ツールをリリースしました。
マネックス銘柄スカウターを使えば、上場企業の決算情報を、過去にさかのぼって詳しく調べることが可能です。マネックス証券の証券取引口座を持っている人は無料で利用できます。
私はマネックス証券の口座を持っているので、実際にマネックス銘柄スカウターを使ってみました。
マネックス銘柄スカウターには、最長過去10年間の企業業績を閲覧する機能や、3ヶ月ごとに区切った企業の業績を閲覧する機能があり、ファンダメンタルズ分析(企業分析)を重視する個人投資家向けのサービスになっていると感じました。
以下の二つの画像は、マネックス銘柄スカウターの画面です。2017年10月31日に私がソフトバンクグループ株の情報を閲覧したものです。
1.ソフトバンクグループの通期業績推移の画面
↑このようにマネックス銘柄スカウターでは過去10年の決算情報を閲覧することが可能です。10年間の情報を閲覧すると、ソフトバンクグループが企業買収で売上を拡大してきた歴史を思い出しますね。
ちなみに、マネックス証券では会社四季報のデータを閲覧することもできますし、他の大手証券会社でも会社四季報のデータを閲覧できる会社はありますが、過去4年程度のデータしか見られない設定になっているのが一般的です。
2.ソフトバンクグループの四半期業績推移の画面
↑マネックス証券のマネックス銘柄スカウターでは四半期ごとの業績を一覧表にして、閲覧することが可能です。
他の証券会社の企業分析ツールだと、過去の業績は一年ごとにまとめられているの一般的です。四半期の業績が載っていても「直近のものだけ掲載」というパターンが多くなっています。
上場企業の過去4年間の詳細な業績推移を知りたい個人投資家にとっては、マネックス銘柄スカウターの四半期業績推移の画面は便利でしょう。
なお、会社四季報のデータを閲覧できる証券会社について興味がある人は、下記リンク先の記事をクリックしてください。
▼関連記事