2015年3月23日、マネックス証券の中国株取引において、日本円で中国株の直接売買が可能になりました。
2015年3月20日までは、マネックス証券で中国株を買うには、「まず日本円を香港ドルに替え※、その香港ドルを使って、中国株を買う」という手順を踏む必要がありました。
※(日本円から香港ドル、または香港ドルから日本円に為替振替を行う場合、1香港ドルあたり15銭の為替手数料がかかります。)
2015年3月23日からは、日本円で中国株を売買できるようになりました。
ただし、日本円で中国株を買ったり売ったりしたときも、1香港ドルあたり15銭の為替手数料はかかります。日本円で中国株を売買できるようになったといっても、為替手数料のコストが安くなるわけではありません。
コスト的なメリットが生まれたわけではなく、「中国株を買う前に、必ず日本円を香港ドルに替えなければならない」という一手間が減っただけです。
以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。
~~~
中国株取引が変わる!円からの買付が可能になります!
お客様からのご要望にお応えし、中国株取引で円からの買付けが可能となります。
「今日取引しようと思っていたのに、香港ドルが無い。」
「香港ドルに振替する手間が面倒で、取引したくても躊躇しています。」
そんなお客様の声を受け、マネックス証券では、3月23日(月)(約定日ベース)のお取引から、外国株取引口座にある円資金を利用した中国株取引の注文が可能となり、事前に香港ドルへの振替を行うことなく、取引を開始していただけるようになります。
(円を利用した注文については、3月21日(土)夕方より可能となる予定です。)
外国株取引口座内で香港ドルを購入する必要はなくなり、Step1で振り替えていただいた円から買付けが可能となります。
もちろん、これまで通り、香港ドルを購入してから買付けいただくことも可能ですので、お客様の投資スタイルに合わせて、2つの方法を選択いただけるようになります。
~~中略~~
外国株取引口座内にお持ちの円による買付可能額は、中国株の買い注文画面では、以下のように表示されます。
1 「内 買付可能額(香港ドル)」とは、お客様が外国株取引口座にお持ちの香港ドルの金額です。
2 「内 買付可能額(円)」とは、お客様が外国株取引口座にお持ちの円貨の金額です。
3 「買付可能額(香港ドル+円)」とは、2の「内 買付可能額(円)」を[当社が定める「レート」および「掛け目」]に基づき香港ドルに換算した金額に1の「内 買付可能額(香港ドル)」の金額を加えた合計額をいいます。
外貨評価レートは、当社が定めるレートに掛け目を掛けた数字です。また、掛け目は105%を目安として当社が決定いたします。(レートや掛け目は、為替相場の変動にあわせて随時変更いたします。
為替レートの変動が大きい場合、掛け目を0%とさせていただき、外国株取引口座にお持ちの円を買付可能額としてご利用いただけないことがあります。その場合、買付可能額(円)は、0円と表示されます。)
円から買付けをした場合、買付けに必要な代金は、国内約定日の翌営業日9:30~10:00の当社が定める振替為替レートにて自動的に円から香港ドルへの為替振替を行ったうえで、決済に使用されます。為替レートの変動が大きい場合、3の「買付可能額(香港ドル+円)」が買付けに必要な代金に満たず、決済後に不足金をご入金いただくことがございます。
国内約定日:
現地(香港)の約定日が国内営業日かどうかで以下のとおり異なります。
・国内営業日の場合 → 当日
・国内非営業日の場合 → 翌国内営業日
~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~
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