SBI証券のスマートフォン用の株取引アプリは、2014年にリリースされた「HYPER 株アプリ」があります。しかし、このアプリは2018年10月末にサービス終了の予定です。
「HYPER 株アプリ」の後継として「SBI証券 株 アプリ」が2017年7月31日にリリースされたので、この記事では「SBI証券 株 アプリ」について感想を述べます。
「SBI証券 株アプリ」は国内株の株取引を行うことができます。現物株取引と信用取引の両方に対応しています。
(ちなみに、SBI証券には日経225先物や日経225miniの取引ができるHYPER 先物オプションアプリというアプリもあります)
私はSBI証券の証券取引口座を開設しており、下記の携帯端末を持っているので、「SBI証券 株アプリ」をインストールして実際に使ってみました。
- iPhone7
- iPad Air 2
- 第2世代のiPad mini
- 富士通のarrows M03というAndroidスマートフォン
「SBI証券 株アプリ」は最短1秒間隔の株価自動更新機能が備わっています。
また、個別銘柄の詳細情報「株価・板情報(気配値)・チャート」や各種ランキングの確認ができます。
なお、「SBI証券 株アプリ」の利用料金は無料となっています。
「SBI証券 株アプリ」の長所
▼「SBI証券 株アプリ」のメリット
- 逆指値注文が利用可能
- 株価チャートをタップした後、スマートフォンの画面を横向きにすると、チャートを横画面で表示できる
- 1秒ごとにリアルタイム更新される気配値を見ることが可能
- 5分足、日足、週足、月足の四種類の株価チャートを一気に一画面に表示させることが可能
- 板発注機能が使える
- パソコンでSBI証券のウェブサイトにログインしながら、同時に「SBI証券 株アプリ」を使用することが可能
- iPhone版とAndroid版の画面構成や操作性がほぼ同じ
ちなみに、私は「iPad Air 2」や「第2世代のiPad mini」も持っています。一応、この二種類のiPadでも「SBI証券 株アプリ」のiPhone版をインストールして利用することは可能です。
しかし、「SBI証券 株アプリ」はiPadの精細ディスプレイ(高解像度)に完全には対応していません。
ただ、元々アプリの画面の解像度が高いのか、iPadで使ってもあまり文字のにじみは気になりません。株価チャートもそれなりに綺麗に表示されています。
以下、「SBI証券 株アプリ」のiPhone版(iOS版)の画面になります。Android版も画面構成や操作性は、ほぼ一緒です。みなさんに画像を見せながら、アプリの主な機能をお伝えします。
「SBI証券 株アプリ」iOS版の画面
まず「SBI証券 株アプリ」を起動してログインすると下記の画面が表示されます。日経平均株価などの主要な指標を見ることが可能です
↓国内市場の値上がり銘柄数や、売買代金などを見ることが可能です
↓海外市場の主要な指標を見ることが可能です
↓主要な為替レートを見ることが可能です
↓ニュース一覧の画面です
↓「SBI証券 株 アプリ」では四季報速報、ロイターニュース、株式新聞速報ニュースなどの株式関連のニュース記事を読むことが可能です。またロイターが配信している海外ニュースを閲覧することも可能です。
↓上場企業の決算関連情報を読むことが可能です
↓日本の株式市場の銘柄ランキングを見ることが可能です
↓自分のお気に入りの銘柄を一覧で表示させることが可能です。パソコンで登録したお気に入り銘柄を、アプリで表示させることも可能です。
↓お気に入り銘柄の一覧は、株価チャートで表示させることもできます
↓また、お気に入り銘柄は「株価ボード」の状態で表示させることも可能です
↓個別銘柄の株価チャートは、こんな感じで表示できます。株価チャートの「足」は、1分足、5分足、10分足、15分足、日足、週足、月足の中から選択可能です。
↓個別銘柄のリアルタイムの板情報(気配値)を表示できます。気配値の更新間隔は最短で1秒間隔です。
↓株の注文で板発注機能があります
↓上場企業の会社情報を見ることができます。株主優待の情報も載っています
↓会社四季報のデータを閲覧することが可能です。上場企業のウェブサイトのURLも載っていて、そのURLをタップすれば、企業のサイトにジャンプできるので便利です
↓「SBI証券の株アプリ」では、メニューの画面から、SBI証券のFXアプリや日経225先物取引用アプリにジャンプすることが可能です
以上、私が自分のiPhone7を使って撮影したアプリの画像でした。
▼「SBI証券 株 アプリ」を使った雑感
2014年にSBI証券からリリースされた「HYPER 株アプリ」もなかなか使い勝手のよいアプリでした。
「HYPER 株アプリ」と「SBI証券 株 アプリ」の操作性を機能は似ている部分が多いので、私は「SBI証券 株 アプリ」を最初に触ったときから違和感なく使えました。
「SBI証券 株 アプリ」はスマートフォン用株取引アプリとしては使いやすい部類に入ると思います。
2013年より前に存在したSBI証券の株アプリは、あまり出来がよくなかったことを思うと、最近のアプリは進化したものだと感じます。
2017年10月末で「HYPER 株アプリ」が終了予定ということで不安に感じているユーザーの方もいるかもしれませんが、試しに「SBI証券 株 アプリ」をスマートフォンにインストールして使ってみてはいかがでしょうか。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
新スマートフォンアプリ『HYPERアプリ』シリーズ提供開始のお知らせ
2017/7/31
お客様各位
平素は弊社をご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
7月31日(月)に、「SBI証券 株」アプリをリリースさせていただきました。
弊社は、今後も様々な取引チャネルにおいて、積極的に魅力あるサービスを提供し、より良い投資環境の提供に努めてまいります。
今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
~~中略~~
※既存の「HYPER株」アプリは、2017年10月末(予定)まで併用してご利用いただけます。
~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~
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