4月16日、マネックス証券が「イージーETF S&P GSCI 商品指数クラスA米ドル建」というETFの取扱いを開始しました。
「イージーETF S&P GSCI 商品指数クラスA米ドル建」(証券コード:1327)は、世界の商品市場全体の値動きを表すS&P GSCI商品指数との連動を目指して運用されるETFです。
S&P GSCI商品指数は「原油」、「金」、「小麦」、「トウモロコシ」など、世界で産出される主要な24種類の商品の取引価格をベースに算出されています。
将来、世界全体の商品価格(コモディティ価格)が上がると思う人は、「イージーETF S&P GSCI 商品指数クラスA米ドル建」を買う検討をすればいいでしょう。
以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。
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商品指数に連動するETF(東証:1327)等を取り扱い開始
マネックス証券では、「S&P GSCI商品指数™トータル・リターン指数」に連動するETF、「イージーETF S&P GSCI 商品指数™クラスA米ドル建」(1327)の取り扱いを開始いたしました。
また、金融市場の動きに関連して注目されている東証上場外国株「ジェー・ピー・モルガン・チェース・アンド・カンパニー(8634)」「バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション(8648)」、加えて「ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(4850)」の取り扱いも開始いたしました。
▼商品指数に連動するETFとは?
このたび、取引が可能となった商品指数に連動するETFは「原油」、「アルミニウム」、「金」、「小麦」、「トウモロコシ」など世界で産出される主要な24商品を対象とし、世界の商品市場全体の動きを表す指数との連動を目指して運用されるETFです。
■ 商品指数を構成する主な商品とその比率
WTI原油 | 40.27% | 大豆 | 2.05% |
軽油 | 5.44% | 生牛 | 2.16% |
金 | 1.88% | 豚肉 | 1.03% |
H.G.アルミ | 2.23% | シカゴ小麦 | 3.30% |
銅 A級 | 2.75% | トウモロコシ | 3.62% |
2008年9月24日現在
商品指数は株式や債券などの伝統的な金融資産との相関が低く、ポートフォリオに一定程度組み入れることで、ポートフォリオ全体のリスクの低減効果が期待されるとされています。
詳細は東京証券取引所のウェブサイトでご確認ください。
▼国内上場ETFで分散投資
従来、国内に上場するETFは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)への連動を目指す銘柄が中心でした。しかし、現在、上場した銘柄は対象となる資産が外国株や商品、通貨、REIT指数などバラエティあふれるラインナップとなっています。
国内株式同様に円で売買できる国内上場ETFで分散投資を始めてみませんか?
従来 日本の株価指数に連動する銘柄が中心
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現在 外国株や金、外国通貨など対象が多彩に
▼様々な資産に連動するETF
■ 海外の株式指数に連動するもの
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~~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~~
「EASY ETF S&P GSCI 商品指数クラスA米ドル建」(証券コード:1327)は、名前に「米ドル建」が入っていますが、日本円で取引することができます。
ただ、このETFの取引価格は、ドル建てを日本円で換算した値に収束していく傾向があるので、実質的に米ドルで投資しているのと同じ為替リスクがあると考えた方がいいでしょう。
ちなみに、「EASY ETF S&P GSCI 商品指数クラスA米ドル建」は楽天証券でも取引することが可能です。
SBI証券でも取引可能ですが、今のところコールセンターでしか注文ができず、取引手数料も高めになっています。
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