2021.8.16 Last Update!
この記事ではLINE証券のメリットとデメリットを解説します。
■2021年8月16日追記 :
8月16日にLINE証券が現物株取引の手数料を改定したので、記事の内容を更新しました。
▼LINE証券のメリット
- 信用取引は買建も売建も手数料が無料
- 相対取引では数百円から株の売買が可能
- LINE Pay残高から入金可能
- LINEポイントから入金可能
▼LINE証券のデメリット
- NISAに対応していない
LINE証券のメリット1 信用取引の手数料は無料
LINE証券では制度信用取引がサービスとして提供されていますが、信用新規注文、信用返済注文ともに取引手数料が無料です。
LINE証券のメリット2 相対取引では数百円から株の取引が可能
LINE証券の相対取引では、上場企業1000銘柄以上の株式について、1株から株の売買を行うことが可能です。
通常の株取引では100株単位で売買を行う必要がある上場銘柄が多いのですが、相対取引の対象銘柄は1株単位で取引ができます。
そのため、100株で数万円の株なら、1株単位で注文すれば数百円から買付が可能になります。
ちなみに、相対取引はスプレッドというものが実質的な取引手数料になります。
このスプレッドは銘柄によりますが、約定金額の0.2%~1%となっています。
例えば10000円分の株の約定なら、スプレッドは20円~100円となります。
なお、相対取引は1株単位で保有しても、保有株数に対して配当金がもらえます。よって、小さい単位で上場企業の株を買い増していきたい人にとって、相対取引は便利なサービスです。
LINE証券のメリット3 LINE Pay残高から入金可能
LINE証券ではLINE Payの残高を証券口座に移して、株を買うのに使えます。
LINE証券のメリット4 LINEポイントから入金可能
LINE証券ではLINEポイントも株取引に使えます。
「LINEポイント→LINE Pay→証券口座」と資金を移動できるからです。
「LINE PayのキャンペーンなどでLINEポイントが貯まったけど使い道が思いつかない」という人でも、LINE証券の証券取引口座を開設すれば、ポイントを株取引に使えるようになるわけです。
LINE証券のデメリット1 NISAに対応していない
NISA口座を開設することはできません。よって、つみたてNISAも利用不可能です。
▼まとめ
LINE証券にはメリットもデメリットもありますが、信用取引の売買手数料が無料なので、低コストで信用取引をやりたい人にも向いています。ただし、PC用の株式トレーディングソフトはありませんし、今のところ逆指値注文が使えません。
信用取引の手数料が無料で、利用料無料のパソコン用トレーディングソフトや逆指値注文が用意されている証券会社を探している場合、SBIネオトレード証券という証券会社があります。
また、上でも述べましたが、LINE証券はLINEポイントを使って株式投資を始めてみたい人には向いている証券会社です。