マネックス証券は、通常の証券取引口座とは別に日本株取引ツールの「トレードステーション」というサービスを提供しています。トレードステーション口座ではアルゴ取引や、自動売買など高度な株取引のサービスが利用できます。
このトレードステーションには「信用取引応援プログラム」という信用取引を大口で行うと取引手数料が無料になる制度があります。
2019年11月18日から信用取引応援プログラムが改定され、取引手数料が無料になる条件が緩和されました。さらに手数料無料の期間が1週間から最大3ヶ月間に延長されています。
2019年11月18日以降の取引手数料無料の条件は、下記のようになっています。
以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。
※2019年11月11日(月)~2019年11月15日(金)に、従来プログラムの条件を達成された方におかれましては、11月19日(火)より1週間、取引手数料が無料になります。
※2019年11月の月次判定は、11月1日(金)~の合計金額が対象です。
~~抜粋ここまで~~
今回のトレードステーションの手数料に関する改定は非常によいです。
主な改善点その1 取引手数料無料の条件が緩和
まず、取引手数料を無料にするためのハードルが低くなったのが改善点です。
これまでは信用取引新規建て約定金額が5,000万円以上が無料の条件でしたが、新しい条件では1営業日の信用取引新規建て約定金額が4,000万円以上になれば取引手数料が無料になります。
「4,000万円以上」という条件は例えば任天堂の株を新規に1000株建てればよいので、この条件を満たすことができる個人投資家もそれなりにいることでしょう。
特にデイトレーダーなら、一日で4000万円以上売買する方も多くいると思われます。
主な改善点その2 手数料無料の期間が最大3ヶ月間に拡大
従来は条件を満たした際の手数料無料の期間が1週間となっていました。
これが2019年11月18日以降は、「条件を満たした日の翌々営業日から、開始日の属する月の翌々月の最終営業日まで」手数料無料となっています。つまり最大3ヶ月間無料です。
一日でがんばって4000万円以上の新規建てを行えば、その後、翌々月の最終日までは信用取引の手数料が無料になるわけです。
手数料を気にせず信用取引を行える期間が優に2ヶ月は超えるので、デイトレーダーだけでなくスイングトレーダーでも、この手数料無料の恩恵を受けたい人は多いのではないでしょうか。
以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。
~~~
【重要】信用取引応援プログラム改定のお知らせ
2019.11.15
2019年11月18日(月)(予定)より、トレードステーションの信用取引応援プログラムを改定いたします。
※2019年11月11日(月)~2019年11月15日(金)に、従来プログラムの条件を達成された方におかれましては、11月19日(火)より1週間、取引手数料が無料になります。
※2019年11月の月次判定は、11月1日(金)~の合計金額が対象です。
■ご注意事項
- トレードステーションでのお取引のみ対象となります。
- 信用取引口座の開設には審査がございます。審査の結果によってはお申込みをうけかねる場合もございますので、あらかじめご容赦願います。
~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~
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