楽天証券において2016年11月19日から、国内株式(現物・信用)、先物・オプションに加え、一般口座で取引している投資信託、海外株式、FXについて年間損益計算が簡単にできるようになります。
通常、特定口座を開設せず一般口座で投資信託の売買を行っている個人投資家は、投信の売買で利益が出た場合、自分で年間の損益を計算して確定申告を行わなければなりません。
この年間の損益の計算ですが、通常は売買している投資信託の銘柄が多ければ多いほど、計算の手間が増え面倒になります。
しかし、今月から楽天証券の「年間損益計算・確定申告サポート」サービスが、投資信託にも対応するので、楽天証券のユーザーは一般口座における投信の売買で利益が出ても、楽天証券側で年間の利益の計算を行ってくれます。これにより確定申告の際の計算の手間が減ります。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
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「年間損益計算・確定申告サポート」の対象商品を拡充します
2016年11月19日から、国内株式(現物・信用)、先物・オプションに加え、楽天証券の一般口座で取引している投資信託、海外株式、FXについて年間損益計算が簡単にできるようになります。
▼要約すると
- 一般口座で取引している投資信託、海外株式(米国株式、中国株式、アセアン株式)、FXが年間損益計算・確定申告サポートの対象になります。
- さらに「年間損益計算・確定申告サポート」の画面を改善し、情報が見やすくなりました。
※ 2017年1月に対象商品および一覧画面を追加する予定です。
■投資信託、海外株式、FXの年間損益計算ができるようになります
- 投資信託、海外株式(米国株式、中国株式、アセアン株式)の画面を追加します。
- 先物画面にてこれまでの先物・オプション取引に加えて、FX取引(楽天FX、MT4、FXCM)も表示されるようになります。
※ 追加商品の表示期間は2016年のみです。国内株式と先物・オプションに限り、2014~2016年の損益計算ができます。
(例)「投資信託」画面
国内株式と同じ表示形式で投資信託、海外株式も表示しています。
※海外株式の「配当金の受取」については1月に表示対応いたします。
(例)「先物(FX含む)」画面
確定申告時の「先物取引にかかる雑所得等の金額の計算明細書」に記載するFX、日経225先物、東証マザーズ指数先物、株価指数オプション取引の4項目を1画面にて確認できるようになります。
▼国内株式および先物・オプションの画面を改善し、見やすくなります
・ 個別商品画面から「確定申告用紙での記入箇所」の表示がなくなります。
※2017年1月リリース予定の一覧画面で「確定申告用紙での記入箇所」について表示します。
・ 画面の表示形式が統一され、みやすくなります。
▼マーケットスピードでも閲覧可能!
ログイン後、「総合」画面内の左側メニューの「確定申告サポート」をクリックすると、ウェブの「年間損益計算・確定申告サポート」画面と同じ画面が表示されます。
「年間損益計算・確定申告サポート」は、いつでもオンラインで閲覧が可能です。ご利用にあたっては、お手続きや費用などは発生いたしません。
※ 画面は開発中のものであり、変更される場合があります。
~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~
ただし、今回新たに「年間損益計算・確定申告サポート」サービスに加わった「投資信託、海外株式、FX」については、2016年分から対応するとのことです。2015年より前の譲渡益の計算はできない模様です。
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