楽天証券の信用貸株サービスについて解説

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楽天証券が2020年9月23日から信用貸株サービスを開始しました。

貸株サービスとは、個人投資家が楽天証券で保有している現物株式を楽天証券に貸出し、楽天証券が貸株料をユーザーに支払うサービスです。

個人投資家は貸株サービスを利用することで、貸株料として現金がもらえるというメリットを得ます。

今までは信用取引の代用有価証券として利用している現物株式については、貸株サービスを利用できませんでした。

しかし、2020年9月23日からは信用貸株サービスを利用することで、代用有価証券として使用している現物株式も貸株金利が受け取れるようになっています。

 参考リンク 楽天証券、「貸株サービス」を拡充
‐保有株式を信用取引の担保としながら貸株金利が受取可能に!‐

私は信用貸株サービスでもらえる金利を、楽天証券の口座にログインして確認してみました。

今のところ信用貸株サービスでもらえる金利は、通常の貸株サービスから0.05%を差し引いた数値になっています。

例えば、2020年9月23日時点だとコロプラ株を通常の貸株サービスに使った場合にもらえる金利は年率1.0%ですが、この株を信用貸株サービスに使った場合は年率0.95%の金利を得ることが可能です。

なお、楽天証券の口座にログインして確認したところ、私のように信用取引口座を開設している人間は、初期設定で「信用貸株サービスの利用」がオンになっているようです。

ちなみに、信用貸株サービスでは貸出中の株でも配当金や株主優待を得ることが可能です。

よって、「現物株式の長期保有で配当や株主優待を得ながら、その現物株式を代用有価証券として使い、信用取引で短期的なトレードで利益を狙う」といった運用ができるようになります。

なお、信用貸株サービスに類似のものとしてはauカブコム証券の代用貸株サービスがあります。

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