マネックス証券のPTSは信用取引に対応している

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マネックス証券のユーザーは、現物株取引と信用取引においてSOR注文サービスを利用することが可能です。

「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する形態の注文です。

マネックス証券のユーザーが現物株取引でSOR注文を使うと、東京証券取引所、「SBIジャパンネクストPTS」、「ダークプール※」の3市場で提示されている気配値を監視し、原則、最良気配値を提示する市場へ自動的に注文が発注されます。

通常の注文より、SOR注文の方が株を安く買える可能性が高いわけです。

 ※ なお、現物株取引でダークプールを利用できるのは、マネックス証券で信用取引口座か日経225先物オプション取引口座を開設している人になっています。信用取引口座を開設すると、現物株取引においてダークプールも利用できるようになるので、現物株取引で安く株を買える可能性がより高まります。

さて、ここからが今日の本題なのですが、2020年6月から、このSOR注文が信用取引でも利用可能になっています。

マネックス証券のPTSが信用取引に2020年6月から対応したので、SOR注文が現物取引だけでなく信用取引でも使用可能になりました。

SOR注文に対応したので、信用取引でも株を安く買える可能性が以前より高まっています。マネックス証券では制度信用取引一般信用取引も、両方ともSOR注文が使えます。

また、マネックス証券ではSOR注文サービスで条件付注文が使用可能です。

以下、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~

株式取引> SOR注文> 取引ガイド

SOR注文は、複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する取引です。

SORの仕組みおよび執行する市場等の特性をご理解いただいた上でご利用ください。

【現物取引】

マネックス証券のSOR注文における現物取引では、東証、PTSに加え、ダークプールでも約定機会を提供します。

【信用取引】

マネックス証券のSOR注文における信用取引では、東証、PTSで約定機会を提供します。

マネックス証券のSOR

当社のSORでは、SOR注文を明示した注文の受注時に東証とPTSの気配情報を基に判定を行います。立会時間中はリアルタイムに行っており、受注時点における最新の気配情報を判定に使用しています。※

判定の結果、最も適切だと思われる市場で注文を執行しますが、必要に応じてシステムにおいて注文を分割し、複数市場で注文を執行することがあります。

各市場への注文は、指値のIOC注文として出され、約定しない場合の残りの注文は元の価格条件および注文条件に従って東証で執行します。なお、スタンダード注文のほか、条件付き注文・リバース注文においてもSOR注文をご利用いただくことができます。

SORで得られた価格改善効果はすべてお客様に還元されます。また、SOR注文の利用料等はなく、通常の注文にかかる取引手数料のみでご利用いただけます。

 ~~中略~~

SOR注文の取次先について

東証 PTS ダークプール
現物取引
(信用、先物OP取引口座開設済)
現物取引
(信用、先物OP取引口座開設無し)
×
信用取引
×

~~以上、マネックス証券のウェブサイトからの抜粋~~

なお、PTSにおける信用取引は通常の信用取引の取引手数料で利用可能です。PTS取引による追加的な費用は発生しません。

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