ネット証券7社の口座開設数ランキング 2008年1月分

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ネット証券7社の新規口座開設状況(2008年1月分)の順位表を作成しました。オリックス証券だけは1月の数字をまだ発表していないので、2007年12月の数字を記載しています。

ランキングの順位は先月と全く変わりがありません。

▼ネット証券7社 新規口座開設状況

順位 証券会社名

証券口座純増数
(2008/1)

証券累計口座数 FX口座純増数
(2008/1)
FX累計口座数
SBIイー・トレード証券 18,468
[うち対面取引口座-408]
1,621,265
[うち対面取引口座58,260]
非公開
ジョインベスト証券 12,286 217,954 1527 11,715
楽天証券 10,062 761,077 非公開
マネックス証券

8,056

820,822

1,916

66,980
松井証券 6,150 718,634 1,056 46,524
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) 4,859 613,484 1,176 14,940
オリックス証券 148 162,074 229 30,983
合計 60,029
[うち対面取引口座-408]
4,915,448
[うち対面取引口座58,260]

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

1位はSBIイー・トレード証券になっています。前月に引き続いての首位です。2007年12月の純増数は13,127でした。1月は12月に比べて純増数が40%増加しました。

2位はジョインベスト証券です。前月と同じ順位です。「現金5000円プレゼントキャンペーン」を実施している効果が出ています。2007年9月21日~2008年3月31日の間に口座を開設し、2008年4月30日までに5万円以上入金すると、現金5,000円がもらえるキャンペーンになっています。
 
なお、11月の口座純増数は7,570でした。

3位は楽天証券です。前月と同じ順位です。12月の口座純増数は6,730でしたから、1月の数字は好調といえます。

4位はマネックス証券です。前月と同じ順位です。12月の口座純増数は4,813でした。

5位は松井証券です。前月と同じ順位です。12月の口座純増数は4,099でした。

6位は三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)です。前月と同じ順位です。12月の純増数は3,337でした。

7位はオリックス証券です。なぜか今月は情報開示が遅い。来月はいつもどおり早めに発表してくれることに期待したいと思います。

ネット証券口座開設数を見ての感想

2008年1月は日経平均株価が15,307円から13,592円に下落、また東証マザーズ指数も783から653と下落しました。サブライプショックの第3波としてモノラインの信用不安が浮上し、1月は世界的に暴落相場となりました。

*モノライン=金融商品の金利払いなどを保証している米国の金融保証保険会社

市場全体が極めて不調だったのでネット証券の口座開設数が落ち込むかと思いきや、なんと逆に増加しました。しかも、どのネット証券も前月比で40~50%増えました。急増といえます。

私は2006年7月から毎月「ネット証券7社の口座開設数ランキング」を作成してきましたが、暴落相場で証券口座開設数が急増したケースを初めて見ました。

口座開設数が急増したわけですが、まずマスメディアで株式投資が取り上げられる機会が多かったのが一つの要因でしょう。また、日経平均株価が一時13000円を割り東証一部全体の予想PERが15倍にも満たなくなった事態を見て、ファンダメンタルズ投資家が証券口座を開設したものと推察します。

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私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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