リテラ・クレア証券が日本株取引に「逆指値注文」と「通常+逆指値注文」を導入すると発表しました。
これらの注文方法の導入時期は、2012年3月31日の予定となっています。
ちなみに、「通常+逆指値注文」とはOCO注文のことです。
以下、リテラ・クレア証券ウェブサイトの発表文からの抜粋です。
◆ オンライントレード「ダブル注文機能」導入のお知らせ
平成24年3月26日
日頃より弊社オンライントレードをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
リテラ・クレア証券オンライントレードでは、平成24年3月31日(土)12時(予定)より株式現物取引および信用取引のダブル注文機能(逆指値注文、通常指値+逆指値注文)を導入いたします。
当サービスについては、以前よりお客様からご要望を頂いておりました注文機能であり、株価が上昇トレンドの買注文、下落トレンドの売注文が可能な「逆指値注文」、利益確保のための通常の指値注文とロスカット(損失限定)のための逆指値注文を同時に出せる「通常+逆指値注文」を従来の注文機能に追加いたします。
このダブル注文機能を追加することで、投資家の皆様のリスクコントロールと利便性の向上に繋がるものと考えております。
※ダブル注文機能は、WEB、及びモバイル取引システムでご利用頂けます。
「逆指値」注文および「通常+逆指値」注文機能のご利用について (PDF:12KB)
Q1.逆指値注文とはどのような注文ですか?
「逆指値」注文とは、「指定の株価以上になれば買い注文を出す」、「指定の株価以下になれば売り注文を出す」という一定の条件をつけて発注する注文のことです。
通常の指値注文と逆の条件をつけた注文となるため「逆指値注文」と呼ばれています。
逆指値注文が市場に発注されるには、市場で実際についた値段が逆指値条件を満たす必要があります。特別気配等気配値が逆指値条件に達したとしても、注文は市場に発注されません。
Q2.通常+逆指値注文とはどのような注文ですか?
「通常+逆指値」注文とは、SLO(Stop Limit Order)注文ともいい、指値(リミット)注文(「通常」注文)と逆指値(ストップ)注文とを組み合わせた注文形態の事で、「利益確定」、「損失限定」、「トレンドに乗る」等の注文を同時に出す事が可能となります。
市場への発注順序としては、まず、「通常」注文が市場へ発注され、ご入力いただいた「逆指値」注文の逆指値条件に市場価格(市場で実際に取引が成立した値であり、特別気配等の気配値は含まれません)が合致したときに初めて「通常」注文に代わって「逆指値」注文が市場へ切替発注されます。
市場価格が逆指値条件に合致していない「逆指値」注文は、当社のシステム内に保留されております。したがって、市場へ発注されている注文は「通常」注文のみとなります。
逆指値条件に到達した場合には、先に発注された「通常」注文から切り替えて「逆指値」注文として設定した注文に訂正されて、市場へ発注されます(一度、取消となった当該通常注文が市場へ再発注、約定されることはございません)。
通常注文が全部約定した場合は、その後市場価格が逆指値条件に合致しても、逆指値注文が切替発注されることはございません。
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