突然ですが皆さん、大納会(だいのうかい)や大発会という言葉をご存じでしょうか。
まず大納会ですが、大納会とは、日本の証券取引所における「1年間の取引の最終日」のことです。
2022年の大納会は、2022年12月30日(金)です。
次に大発会(だいはっかい)ですが、大発会とは日本の証券取引所における「年始の最初の取引日」のことです。
2023年の大発会は、2023年1月4日(水)です。
日本の株式市場の年末年始の休日を、一覧表でまとめてみました↓
▼「2022年大納会・2023年大発会」 営業日まとめ表
日付 | 曜日 | 呼び名 |
株式取引 (東証・ジャスダック・マザーズ) |
日経225先物取引・オプション取引とTOPIX先物・オプション取引 (大阪取引所) |
2022年12月30日 | 金 | 大納会 |
(前場:午前9時~午前11時30分。 後場:12時30分~15時) |
通常通り、ナイトセッション(夜間取引)も実施 |
2022年12月31日 | 土 | 休み | 休み | |
2023年1月1日 | 日 | 休み | 休み | |
2023年1月2日 | 月 | 休み | 休み | |
2023年1月3日 | 火 | 休み | 休み | |
2023年1月4日 | 水 | 大発会 |
通常通り。 1月4日以降は通常通りの営業です。
(前場:午前9時~午前11時30分。 後場:12時30分~15時) |
通常通り、ナイトセッションも実施。 1月4日以降は通常通りの営業 |
▲「令和4年大納会・令和5年大発会」 営業日まとめ表
詳細は日本取引所グループのウェブサイトをご覧ください。
▼過去には半日取引の時代があった
ちなみに、2008年までの大納会は午前中のみ取引が行われていました(いわゆる半日立会い)。 しかし、2009年の大納会からは取引時間が変わりました。
東京証券取引所・大阪取引所における大納会の営業時間ですが、現在では、通常通り午前も午後も取引が行われています。いわゆる終日立会いとなっています。
2023年の最初の取引日である大発会(2023年1月4日)も、半日立会いは廃止され、終日立会いになっています。
なぜ、半日取引(半日立会い)が廃止されたかと言いますと、2010年1月から東証でアローヘッドという株式などの新売買システムが稼働を開始したからです。
この新システムにかかる負荷を減らすために東証が半日取引の廃止を決めました。そして、他の証券会社や大阪取引所が、取引時間を東証に合わせたわけです。
なお、当時のアローヘッドについて詳しく知りたい方は、当サイトの「東証の新売買システム「アローヘッド (arrowhead)」とは」という記事をクリックして下さい。
ちなみに、大阪取引所の日経225先物取引ですが、2022年12月30日と2023年1月4日の両方とも、通常どおりの時間帯で取引が行われます。両方とも夜間取引(ナイトセッション)も実施されます。
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