▼2008年4月30日 リンク追加
2月15日、システム開発のニイウス コー【東証2部:2731】の株価が前日比-395 (-18.81%)の終値1,705円と暴落しました。ストップ安です。
同社は2月14日、08年6月期の中間決算発表を延期すると発表しました。「不適切な取引が行われた可能性がある」(ニイウスコー広報)ためです。同社は現在、調査委員会を発足し、監査法人とともに事実関係を調査している最中です。
また、2月15日付けの読売新聞朝刊が「ニイウスコーは取引先との間で存在しない商品を伝票上で売買する『循環取引』を繰り返していた可能性もあり、証券取引等監視委員会も調査に乗り出した」と報じた影響もあり、同社の株価がストップ安となりました。
ニイウス コーですが、昨年10月に東洋経済新報社が報じたところによると、アイ・エックス・アイ(IXI)との架空循環取引に参加していたとのことです。以下、週刊東洋経済のウェブサイトからの抜粋です。
ニイウス乱脈経営 会計疑惑まで浮上 (2)
〜〜〜前略〜〜〜
実はニイウスの過去の会計処理をめぐっては、ほかにも重大な事実がある。今年2月に強制捜査が入ったアイ・エックス・アイ(IXI)による架空循環取引に参加していたのだ。実体のない架空商品を右から左に流す「スルー取引」を複数の企業間で行うのが架空循環取引だが、それを売上高に計上していれば、不適切な会計処理に当たる。
IXI事件では、参加企業を仲介するフィクサーがいた。その人物は主に参加企業のリストを資金供給源の東京リースに持ち込んでいたが、その1社がニイウスだった。東京リースが起こした裁判の記録によれば、05年秋からの約1年間で、ニイウスは少なくとも3回は取引に参加している。いずれも東京リースの販売先として登場し、取引額は1回当たり15億〜26億円だった。
ニイウスは1992年に日本アイ・ビー・エム(IBM)と野村総合研究所などの合弁でスタートし、末貞郁夫会長はじめ経営陣の大半をIBM出身者が占めてきた。“毛並みのよさ”は業界でも随一だ。02年4月の上場後、業績は好調ぶりを示し続けた。それを背景に2回の公募増資を実施して133億円を株式市場で調達した。しかし、本誌が9月15日号で指摘した「高級社宅問題」もそうだが、ここにきて噴出した乱脈経営ぶりは看過できない。「名門企業」であるからこそ、投資家に対する背信ともいえる今回の事態を招いた真相について、すべてを語る責務があるのではないだろうか。
IXI社といえば売上の9割が循環取引による水増しであった企業であり、架空取引の王者です。IXIはクソ株ランキング2007年度版で首位になりました。
ニイウスコーは調査委員会を発足し事実関係を調査している最中ですが、いずれIXIとの取引についても発表を行うことになるでしょう。
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