2014年11月17日、香港取引所を通して日本の投資家が直接「上海A株」へ投資できるようになりました。
以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
2014/11/17 10:45
【上海=土居倫之】上海と香港で17日午前、株式の相互取引が始まった。香港を経由することで、中国政府の認可を取得せずに外国人が初めて上海株に投資できるようになった。中国の証券市場の対外開放に向けた重要な一歩と・・・
ちなみに、内藤証券では2014年11月17日から、「上海A株」の注文が可能になっています。
以下、内藤証券の発表文(PDF)からの抜粋です。
2014年11月17日
関係各位
【日本初】「上海・香港株相互取引」取扱開始のお知らせ【PDF】
内藤証券株式会社(代表取締役社長:内藤 誠二郎/本社:大阪市中央区/以下 内藤証券 http://www.naito-sec.co.jp/)は、本日2014年11月17日より、香港証券取引所と上海証券取引所間で開始される、「上海・香港株相互取引(上海・香港ストックコネクト)」の取扱開始に伴い、新たに567銘柄の上海A株の取扱を開始しましたのでお知らせいたします。
これまで我々外国人が直接投資可能であった中国株には、香港証券取引所に上場している「香港株」と、上海・深セン証券取引所に上場している外国人投資家専用市場として設立された「上海・深センB株」に限られていましたが、このたび上海・香港株相互取引の開始により、これまで原則として、中国国内の投資家のみ(※)に投資が認められていた上海A株の主要銘柄への投資が可能となりました。
(※)QFII(適格海外機関投資家)制度により、資格を与えられた国外機関投資家は2002年より上海A株市場に投資が認められています。
今回投資可能となる企業には、中国最大級の国有自動車メーカーである「上海汽車(600104)」や、上海市に本拠を置く中国の鉄鋼大手である「宝山鋼鉄(600019)」、中国を代表する白酒ブランド「貴州茅台酒」を生産する「茅台酒(600519)」などがございます。
~~以上、内藤証券の発表文からの抜粋~~
というわけで今後、内藤証券以外のネット証券でも、上海A株へ投資できる証券会社が出てくるかもしれません。
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