12月13日、ライブドアが株式オンライントレードの利用実態について調査結果を発表しました。株式取引経験者の9割以上がオンライントレードを利用しており、経験年数3年前後が損益分岐点になるとのことです。以下のリンク先で調査結果を見ることができます。
この調査で私が一番興味深かったのは下記のデータです。
利用経験年数別に損益状況を集計したところ、経験年数「3年未満」では「損失が出ている」人の割合が「利益が出ている」人の割合よりも多く、特に「半年以上1年未満」においては「損失が出ている」人は60.0%と経験年数別では一番損失が出ているという結果となった。しかし、「3年以上」となると逆転し、各経験年数において「利益が出ている」人の割合の方が多くなる。
投資歴半年以上1年未満の投資家の60%は損失が出ているということですが、これらの投資家はライブドアショック後に株式投資をやり始めた人達でしょう。ライブドアショックの後、新興市場が激しく下落したので含み損を抱えている投資家が多数出ているというのも納得できます。
3年以上株式投資経験のある投資家では利益が出ている人の割合が多いということです。仕事にしても投資にしても3年というのが一つの目安になるということでしょうか。