9月27日、阪神電気鉄道の株がストップ高となりました。
9月22日、26日もストップ高だったので3日連続です。
以下、9月27日の一日チャート図です。
■阪神電気鉄道 前日比+98 (+11.57%)
チャートを見てもらえればおわかりになると思いますが、27日の前場は取引が成立していました。しかし、午前11時頃になると状況が一変します。
まず、村上ファンドが阪神電鉄の株を27%取得していることが判明。
さらに、日証金が27日に発表した、阪神電鉄の逆日歩が4日で80円というとんでもない数字がだったことがわかり、売り方を震撼させました。
これらの重大ニュースにより、後場は商いが成立せず、ストップ高比例配分となりました。
昨日までは、タイガースのマジックが阪神電鉄の株価に最も重大な影響を及ぼすと考えていました。しかし、今日から阪神電鉄の相場状況は新しいステージに入りました。
明日から、村上ファンドの動向が巨大な影響力を及ぼすでしょう。
【備考】
■9月27日の阪神電鉄の出来高は22,188,000でした。27日から空売り停止規制が発生したのと、後場はストップ高で商いがほとんど成立しなかったため、出来高は26日より落ちています。
■阪神百貨店は9月27日付けで大証1部の上場廃止となりました。本日より株式の売買は行われていません。なお、10月1日に、阪神百貨店の株主について、1株につき阪神電鉄の1.8株が割り当てられます。