12月25日、ソースネクストの株価が前日比+50,000 (+12.82%)の終値440,000円と上昇しました。2日連続のストップ高です。
ソースネクストはPCソフトの販売、開発会社です。2003年2月より、「コモディティ化戦略」を打ち出し、主要パソコンソフトの価格を1980円(消費税別)という安価で販売しています。書店やコンビニで安価なウイルス対策ソフト「ウイルスセキュリティ」を見たことがある人も多いと思います。
ソースネクストですが、下記のような理由で株価が急騰しました。
1・IPO直後で値動きが激しい。
2・12月20日にトレンドマイクロ社が「2006年コンピュータウイルス感染被害年間レポート」を発表。レポートの中で昨年に比べウイルス感染被害は倍増と述べた → ウイルス対策ソフトを販売しているソースネクストに注目が集まる
私は、2年ほど前、ソースネクストのソフトを購入検討しているときに、ソフトの内容について質問をしようとソースネクストに電話したことがありますが、何度かけても全く電話が繋がりませんでした。
商品の単価が安いのでサポートに力をいれる気がないのも理解できますが、あまりいい印象は持っていません。そのためソースネクストに投資をするつもりもありません。
しかし、短期投資で儲けようと思ったら、過去の偏見は捨てた方がいいのかもしれませんね。消費者がソースネクストをどう思っているかより、投資家がソースネクストのことをどう思っているかの方が短期投資では大事なわけですから。