ネット証券8社の新規口座開設状況(2006年9月分)の順位表を作成したので、ご覧下さい↓
▼ネット証券8社 新規口座開設状況
順位
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証券会社名 |
証券口座純増数 |
累計口座数 |
1 | SBIイー・トレード証券 | 15,716 | 1,311,004 |
2 | 松井証券 | 9,834 | 622,319 |
3 | auカブコム証券(旧カブドットコム証券) | 8,384 | 524,191 |
4 | マネックス証券 | 7,911 | 700,220 |
5 | 楽天証券 | 7,336 | 621,472 |
6 | ジョインベスト証券 | 6,627 | 61,554 |
7 | GMOインターネット証券 | データなし | データなし |
8 | オリックス証券 | 1,874 | 134,724 |
▲2006.10.8 クローズアップ株式作成
口座開設純増数1位は相変わらずイートレード証券になっています。しかし、前月に比べ口座開設数は、2割ほどダウンしました。増加数が急落です。実は、ここまで悪い数字は2005年にはありませんでした。2004年水準に戻っています。
2位の松井証券ですが、日経225miniの手数料を105円にしてるのと、9月4日から無期限信用取引の手数料を無料化したため、口座数が増えたものと思われます。
3位のauカブコム証券(旧カブドットコム証券)ですが、9月15日から夜間取引を開始しました。そのため、8月に比べて口座開設数が大きく伸びました。
4位のマネックス証券ですが、最近あまり大きな動きはありません。知名度の高さと、取扱い金融商品の多さ、逆指値・ツイン指値やマネックスナイターなど多彩なサービスで人気を保っているようです。
5位の楽天証券ですが、6月に手数料を値下げして以降は、あまり大きな動きはありませんでした。そのためか、9月は口座開設数が鈍化しました。ただ、今月マーケットスピードの新バージョンをリリースするので、9月よりは口座開設数が伸びるかもしれません。また、顧客紹介や新規信用取引に対するポイントプレゼントを実施しています。
6位のジョインベスト証券は初年度で口座開設50万口座を目標としているのですが、ジョインベスト証券は取扱い金融商品が現物株と信用取引くらいしかなく、トレーディングツールもありません。主な特徴は手数料の安さです。しかし、今年、イートレード証券、楽天証券、松井証券が手数料を値下げしたため、手数料におけるアドバンテージが相対的に弱くなり、口座開設数の伸びが鈍化しました。
業界内でのシェアを伸ばすためには、楽天証券のマーケットスピードや松井証券のネットストックハイスピードのようなトレーディングソフトを早期に開発する必要があるでしょう。
暫定8位のオリックス証券ですが、8月21日から逆指値が使用可能になったものの、口座開設数はやや伸び悩んでいます。10月2日から株式取引手数料を最大70%値下げ、同時に約定金500万円以上の信用取引手数料を無料化するので、9月よりは口座数が伸びそうです。
おそらく7位のGMO証券ですが、まだデータがありません。データが上がってきたら、このページを更新したいと思います。