6月11日、楽天証券とSBI証券が、先進国・新興諸国を含む約47カ国に投資できる海外ETF、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(略称:VT)の取扱いを開始しました。
「Vanguard Total World Stock ETF (VT)」は、先進国・新興諸国を含む約47カ国、約2,900銘柄で構成される「FTSE All-World インデックス」に連動するETFで、管理報酬は0.30%です。
VTを買えば世界に分散投資ができます。
これまでは先進国と新興諸国にグローバルに投資するには、「iShares S&P 500 Index Fund (IVV)」と「iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA)」などの複数本のETFを組み合わせて買う必要がありました。
VTに投資すれば先進国と新興諸国に分散投資ができます。VTだけを買えば、複数のETFを買うのに比べて、売買手数料が安く済むというメリットがあります。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
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【海外ETF】トータル・ワールド・ストックETF (VT)銘柄の取扱い開始のお知らせ
お客様から多くの取扱いリクエストをいただいたバンガード・グループが運用する海外ETF 1銘柄を6月11日(木)国内約定分より当社取扱銘柄に追加いたします。
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」は、先進国・新興諸国を含む約47カ国、約2,900銘柄で構成されるインデックス、「FTSE All-World インデックス」をベンチマークに採用しています。
このベンチマークは、全世界の投資可能な市場時価総額の約90%以上をカバーしており、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」への投資を通じてグローバルな株式市場への分散投資が可能なります。
当社の取扱うバンガードETFは、既に販売されている「バンガード・トータル・ストック・マーケット・ETF(VTI)」、「バンガード・スモールキャップ・ETF(VB)」、「バンガード・エマージング・マーケット・ETF(VWO)」、「バンガード・ヨーロピアン・ETF(VGK)」、「バンガード・パシフィック・ETF(VPL)」に加え、計6本となります。
今回の追加により、当社で取り扱う海外ETF は、合計88銘柄(NYSE、NASDAQの米国各市場に上場するETF が69銘柄、香港市場に上場するETFが19銘柄)となります。
【取扱開始日】
6月11日(木)国内約定分より、以下の1銘柄を取扱開始予定
(注文受付は6月10日(水)15時から開始予定)
【新規取扱追加銘柄】
銘柄名 | ティッカー |
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主要取引所 | |
ETFの特徴 | 信託報酬 |
VANGUARD TOTAL WORLD STOCK ETF バンガード・トータル・ワールド・ストック・イーティーエフ | VT |
ニューヨーク アーカ | |
約2,900銘柄で構成されるFTSE All-World Indexの値動きへの連動を目指すETF | 0.30% |
~~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~~
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
* 米国ETF1銘柄追加(6/10~)
ティッカー 銘柄(英語) 市場 VT Vanguard Total World Stock ETF
バンガード トータル ワールド ストック ETF
NYSE Arca
なお、楽天証券やSBI証券でVTを買うには、日本円を米ドルに変えて、米ドルで投資を行う必要があります。
日本の証券会社にも、日本円で買えるVTのようなETFを作ってもらいたいものです。そうすれば、日本円を米ドルに変えなくて済むので、証券会社に為替手数料を徴収されることなく、世界の株式に分散投資できますから。
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