2013年7月17日、海外ETFのiシェアーズ3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が東京証券取引所に新規上場しました。
- 参考リンク – 東証ウェブサイト – ETF運用残高で世界最大手の「iシェアーズ」 3銘柄が東証に新規上場 ~ iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ)・ iシェアーズ エマージング株ETF(MSCIエマージングIMI)・ iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100) ~
以下の3つの銘柄が上場しました。
ETFの名前 | 証券コード | 信託報酬 | ETFの価格の基準となるベンチマーク(株価指数) | |
1 | iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ) | 1581 | 0.25% | MSCI KOKUSAI(コクサイ) インデックス (先進国株式) |
2 | iシェアーズ エマージング株ETF (MSCI エマージングIMI) | 1582 | 0.18% | MSCI エマージング・マーケットIMIインデックス (中小型株含む新興国株式) |
3 | iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100) | 1583 | 0.79% | MSCIフロンティアマーケット100インデックス (フロンティア株式) |
- iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ)を買えば、日本を除く世界の先進国に分散投資することができます
- iシェアーズ エマージング株ETF (MSCI エマージングIMI)を買えば、韓国や中国などの新興国に分散投資することができます
- iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100)を買えば、クウェートなど発展途上の国々に分散投資することができます
上記の3つのETFは、すでにアメリカの株式市場には上場していました。日本の証券会社でも、海外ETFとして、これらのETFの取引を行うことは可能だったのですが、不便な点もありました。
今回、これら3つのETFは東証に上場したわけですが、東証に上場したことにより、3つのETFで下記のメリットが生まれています。
- ETFを東証で売買すれば、為替手数料がかからない (海外ETFの取引だと外国の通貨が必要。その外貨を得るため為替手数料がかかる)
- ETFを東証で売買すれば、売買手数料が日本株の売買手数料と同じになる (海外ETFを売買するより手数料が安い)
- ETFを東証で売買すれば、ETFを特定口座に入れられる
というわけで今回の3つのETFの上場により、先進国株・新興国株・フロンティア株に低コストで投資できる選択肢が増えたといえるでしょう。
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